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札幌市下水道科学館
札幌の町から北に6km、札幌麻布球場隣、国道231号線と道道277号線の交差点近くに札幌市下水道科学館がある。ここは下水道のしくみや役割などを見て参加して体験して下水道を楽しく理解するために1997年に建設された。展示は項目ごとに分かれており、「下水道とは」では立体映像を用いたサブマリンアクアツアーとして潜水艦プクプク号でお風呂の排水溝から下水道管を抜け水再生プラザの処理過程、川から海へと下水がきれいになるまでを3Dシアターで体験できる。「地球と環境」では水と生命のシンフォニータワーズとして雲から大きなラワンブキにふりそそぐ雨の下に山、森、川、海の代表的な水のシーンを4つの塔のモニターが映し出している。また札幌の母なる豊平川と海を往復するサケたちが都市生活と地球環境のつながり、環境を守ることの大切さを教えてくれる。さらに「下水道の仕組み」では下水処理の過程をクリンちゃんたちが映像と模型で紹介してくれたり、下水をきれいにするのに活躍している微小な生物たちを拡大して見ることができる。さらに立体画とスクリーンに映し出された合成映像でアクアレインボー計画や高度処理による水質改善等が上映されている。「下水道の普及」では下水道施設がどのように維持管理されているかや、トイレの水洗化普及など世界、日本そして札幌の下水道の歴史を紹介している。全体的には子供向けの展示内容だが、下水処理の仕組みを大人が見ても楽しめるようになっている。毎年9月には札幌市下水道科学館フェスタが開催され大人や子供向けの各種イベントが開催される。
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札幌市下水道科学館の外観
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札幌市下水道科学館の内部
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下水道の仕組み
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マンホールの中の紹介
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