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千本ナラの木
国道231号線の浜益の南にある送毛トンネルの海側にある旧道の送毛山道を走ると、山奥深くの道路沿いに千本ナラの標識と共に小さな駐車場がある。ここから階段を少し下った先に千本ナラの木と呼ばれる3本の楢の木がある。この楢の木は3本のミズナラの巨木が絡み合って、そこからあたかも千本の枝が伸びているように見えることからその名が付いた。周囲は森のように他の木々も生息しているが、その3本の楢の木にはしめ縄が巻かれているのですぐにわかる事だろう。この千本ナラ木は願いが叶う木、病が治る木、神が宿ってる木として1992年にテレビで取り上げられたことから、ご飯をすくうを救うにかけてシャモジに願い事を書いて病気の治療の願掛けをする人が年間3000人も訪れる。千本ナラの木は樹齢820年程度、幹周り4.8m、樹高18mほどの大木ゆえ新・日本名木100選にも選ばれている。この新・日本名木100選に北海道で選ばれているのは芦別市の黄金水松と、この千本ナラの木だけだ。
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千本ナラの木
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千本の枝があるように見える
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