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サンピアザ水族館
札幌の町から東に10km、札幌の副都心JR千歳線新札幌駅の南隣にダイエーなどの入ったアークシティという商業施設がある。この中にある約200種1万点の生物を展示した都市型水族館が1982年にオープンしたサンピアザ水族館だ。ビルの立ち並ぶ駅の真ん前の繁華街に水族館があり驚かされるが、敷地面積はそれほど大きくない。1階の入口から入るとニセゴイシウツボやドチザメなどの暖かい海の魚、クリオネ、ミズダコ、オオカミウオなどの寒い海の魚、カクレクマノミやタツノオトシゴなどのサンゴ礁の魚など個別の水槽がいくつも並んでいる。2階には愛嬌のあるコツメカワウソや巨大なピラルクー、電気ウナギの発電、アマゾン川に生息する魚たち、アザラシ、イトウやサケなど淡水に住む魚が展示されている。他にもイシダイを使った輪くぐりのサーカスショーやコツメカワウソとの握手会、日曜祝日にはペンギンが館内を行進するペンギンガイドツアーや大小2000匹の魚が泳ぐ回遊水槽にマリンガールが入り魚たちがマリンガールの手から餌を食べる餌付けショー、いつもは見られない水族館の裏側を見られるウラ側探検隊などがある。この水族館にもドクターフィッシュに手の垢を食べてもらうことができるが、他の水族館が水槽の上から手を入れるのに対し、ここでは専用の手を入れる穴が用意されているのが嬉しい。都会のビルの一角にありそれほど広くもないのでイベントがないとすぐに見終わってしまう。事前にイベントの時間を確認してそれに合わせて行くようにしよう。
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サンピアザ水族館の外観
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サンピアザ水族館の内部
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巨大な回遊水槽
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ドクターフィッシュ
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