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石狩浜海浜植物保護センター
石狩の町の北の外れ、石狩川の河口の砂州に石狩浜海浜植物保護センターがある。石狩浜は豊富な海浜植物や天然の海岸林が残る、全国的にも貴重な自然海岸だったが、1970年代以降、RV車の乗り入れやハマボウフウ等山菜の盗掘などにより海浜植生の破壊が進んだ。そこで石狩浜の豊かな自然を守り回復させ、みんなの財産として後世に遺していくための活動拠点として2000年に石狩浜海浜植物保護センターが開設された。1階には石狩浜の海浜植物と生き物のパネル展示、河口部の自然をリアルタイムで映すマルチビジョン、海浜植物の見本園の散策、海辺の素材をつかったクラフト遊びができる。特に厳しい環境に適応した海浜植物の分厚く光沢のある葉、低い草丈、深く長い地下茎などをわかりやすく展示している。木製の階段を上るとシンボル塔には日本海を見渡す展望台があり、ここから石狩浜と日本海を見渡す事ができる。また海浜植物の種子をお土産として無料で配布しており、持ち帰って自宅で栽培する事もできる。また海浜植物に関する調査研究を行うとともに、自然観察会等も随時行って浜の自然について幅広くを紹介している。
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石狩浜海浜植物保護センターの外観
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石狩浜海浜植物保護センターの内部
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展望台からの眺め
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展望台の内部
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