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はまなすの丘公園
流域面積で利根川に次いで日本第二位の石狩川が日本海へ合流する河口に形成された石狩灯台から先の1500メートルにおよぶ砂嘴に広がるだだっ広い平原の公園がはまなすの丘公園だ。1892年に石狩灯台が建設された時、灯台の場所が砂州の先端だったが、120年の年月のうちに砂州が成長し、今では砂州の真ん中に灯台が建つという状態になってしまった。ビジターセンターのある駐車場からは木道が500mほど続き、そこから先は先端まで散策路が続く。はまなすの丘公園にはハマナスやハマボウフウなど100種類以上の植物や野鳥を見学する事ができる。特に6月下旬〜7月上旬にかけては一面に紫色のハマナスが咲き乱れる姿は圧巻だ。ビジターセンターには展望台や土産物屋だけでなく、公園内の植物や野鳥もビデオやパネルで紹介されている。ビジターセンターの展望台は二階建ての高さしかないが、もともと砂州でできた公園そのものが平坦なので眺めは予想以上によく、公園全体を見渡すことができるのでお勧めだ。このはまなすの丘公園にある石狩灯台を舞台として1957年の松竹映画「喜びも悲しみも幾年月」のロケも行われた。
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ビジターセンター二階から見たはまなすの丘公園パノラマ
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はまなすの丘公園のビジターセンター
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ビジターセンターの内部
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