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サッポロビール博物館
JR札幌駅の東側1.5kmほどのところにサッポロビールの運営するサッポロガーデンパークがあり、その一角に日本で唯一のビールに関する博物館、サッポロビール博物館がある。ここは人々に広くビールに関する知識を深めるために1987年に作られた博物館で北海道遺産にも認定されている。1階で受付を済ませるとガイドによる説明付きのツアーも20分ごとに行われているが、各自で自由に見て回ることもできる。まずエレベーターで3階に上がると、原料、製麦・仕込、発酵・熟成・ろ過、びん詰・出荷のビール製造の基本の紹介から、開拓使麦酒醸造所を始めとしたサッポロビールの誕生と発展のドラマ、北海道の豊かな風土などビール原料に対するこだわりなどが模型やパネルで展示され、近代日本ビール産業の歴史と共に発展してきた札幌の街並みや賑わいの様子を映像で見ることができる。2階に下りる螺旋階段には巨大なビール仕込み用の銅釜が展示され度肝を抜かれる。他にもサッポロビールの商品の歴史や「男は黙ってサッポロビール」などの懐かしい看板や広告のコレクションなどを楽しむことができる。そしてコースの最後には有料となるがビールの試飲も可能で、一通りビールの説明を受けた後、テイスティングラウンジでつまみと共にうまいサッポロビールを飲むことができる。サッポロガーデンパークの中には他にも色々と建物があるが、残りはレストランばかりなので、お腹が空いていなければここだけで十分だ。
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サッポロビール博物館の外観
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ビール仕込み用の銅釜
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テイスティングラウンジ
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サッポロビールの試飲も可能
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