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北海道鉄道技術館
札幌の町の東側、苗穂駅の北側の苗穂工場内に北海道鉄道技術館がある。ここは1987年、国鉄からJR北海道への新たなスタートに併せ、北海道鉄道技術に関する歴史的資料の展示・公開を通じ、歴史と文化を後世に伝える為に開設された。館内の1階には北海道初の特急気動車「おおぞら」に使用されたキハ82の運転台や、リゾート列車「アルファコンチネンタルエクスプレス」の運転台、またエンジンカットモデル、運転体験のできるHOゲージジオラマ模型「振子でトライ」とその運転台、エンジンカットモデルなどが展示されている。2階には苗穂工場の昔の写真やSLの模型、SLの部品等を展示している。さらにJR北海道苗穂工場でSLが動態復元されるまでの工程も紹介されている。館外には夏期期間のみC62蒸気機関車や腕木式信号機が展示されている。技術館の建物は、1910年に苗穂工場の用品倉庫としてレンガ造りで建築されたもので「札幌苗穂地区の工場・記念館群」として北海道遺産や近代化産業遺産にも認定されている。
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JR北海道苗穂工場の入口
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北海道鉄道技術館の外観
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北海道鉄道技術館の内部
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資料性の高い展示館
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広い館内には実車のカットモデルも多い
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屋外にはD51もある
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