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ポプラ並木
札幌駅のすぐ北西側に広がる東西約1.2km、南北約1.8km、周囲約7kmの広大な敷地にあるのが北海道大学札幌キャンパスだ。この札幌キャンパスにはキャンパス内にも観光名所が数多く存在し、その中でも最も有名な観光地がポプラ並木だ。ポプラ並木とは札幌農学校(現北海道大学)が札幌市時計台周辺からこの地に移転した1903年に数本のポプラを植えたのに始まる。その後1912年に9m間隔で45本のポプラを植えて現在のようなポプラ並木となった。このポプラ並木はクラーク博士と並んで北海道大学のシンボルのように取り上げられ絵葉書にもなっている。しかし2004年に台風で老木となったポプラの半数以上が倒れてしまい、若木を植樹して翌年には計72本、全長250mのポプラ並木が復活した。このポプラ並木は全長80mの遊歩道が整備されポプラ並木を散策することができる。この札幌キャンパスは市街地にありながら面積が1.77平方kmと日本の大学のキャンパスの広さとしては九州大学伊都キャンパス、筑波大学筑波キャンパス、広島大学東広島キャンパスに次いで4番目の広さを誇る。ちなみに北海道大学にはこの札幌キャンパス以外にも研究林や農場など広大な土地を所有しており、その面積の合計は660平方kmと東京23区よりも広く、日本の国土の面積の570分の1を占めるという。もちろん日本の大学の中で一番の広さだ。
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北海道大学札幌キャンパスのポプラ並木
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