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然別湖
十勝平野の北側に聳える山の奥深くに然別湖がある。この然別湖は火山の噴火により川がせき止められてできた湖で、標高810mと北海道では標高の一番高い湖である。然別湖は原生林の中にあり、開発されているのは湖の南西の湖岸に温泉街があるだけで、他は手付かずの自然が残り、オショロコマやミヤベイワナも生息している。温泉街には然別湖ネイチャーセンターや展望台があり、ここから然別湖を一望できるほか、この温泉街からは然別湖を一周する遊覧船も出ている。最大深度は108mとかなり深いが、標高が高いことから冬は全面凍結するため、冬期は凍結した湖の上で氷の祭典「然別湖コタン祭り」が開催される。凍結した湖面にはエスキモーの住居である氷を積み上げて作ったイグルーが立ち並び、原生林を眺めながら入浴できる氷上露天風呂やアイスロッジに宿泊することもできる。湖の北側には北岸野営場があり、シーズンになると多くのキャンパーで賑わう。
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展望台から見た然別湖
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然別湖の展望台
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