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福原山荘
鹿追の町から北に16kmほど、鹿追自然ランドキャンプ場の道道1088号線を挟んだ向かいに福原山荘がある。ここは十勝地方では有名なスーパーフクハラの創業者である福原治平氏の山荘を紅葉の期間だけ一般開放した場所だ。8.5ヘクタールにも及ぶ広大な敷地内にはさみだれの瀧、りゅうきんの瀧、うぐいすの瀧、石庭の瀧、紅葉の瀧なと5つの滝と、くるみの池、彫刻の池、どんぐりの池など3つの池、さらに展望台や東屋、そして全長1kmの散策路沿いに1000本のモミジが植えられている。この庭園は基本的には私有地であるが、広く一般の人たちに美しい紅葉を楽しんでもらおうと、2007年より紅葉のシーズンの1ヶ月間だけ一般無料開放している。庭園内はモミジが多く真っ赤に色付いた散策路は絵になる。入口そばの高台にある展望台からは庭園とどんぐりの池を見渡すことができるが、見晴らしは期待したほどよくない。それよりも展望台のすぐ先にある彫刻の池まで歩くと白い洒落たログハウスと紅葉の木々を映した池を見ることができこれだけでも絵になる。この彫刻の池から先は雰囲気が変わり小川沿いの狭い渓谷を歩くようになる。このような個人所有のすばらしい庭園を独り占めせず、一番見頃な紅葉のシーズン中に無料で一般公開する懐の広さに拍手を送りたい。
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福原山荘
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彫刻の池
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りゅうきんの瀧
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奥は森の中の道となる
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