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別寒辺牛湿原
厚岸湖に注ぎ込む別寒辺牛川を中心として、尾幌川、大別川、チライカリベツ川、トライベツ川、フッポウシ川などの支流に発達した8300ヘクタールにも及ぶ湿原を別寒辺牛湿原と呼ぶ。この別寒辺牛湿原は水鳥をはじめとする野生動物の生息地であることから1993年にそのうち5277ヘクタールをラムサール条約に登録された。別寒辺牛湿原は、川沿いに発達した複雑な形の湿原で一度に見渡すことはできないが、その面積は釧路湿原のおよそ半分に達する。湿原には水鳥や野鳥が数多く生息しており特別天然記念物のタンチョウツルも自然繁殖している。別寒辺牛湿原を見渡す展望地は厚岸水鳥観察館か、その裏にそびえる山の上、もしくは厚岸水鳥観察館から1kmくらい南西の国道44号線沿いにあり、いずれも根室本線沿いにあることから湿原を走る列車と交えて写真を撮ることもできる。他にもカヌーで別寒辺牛川橋から厚岸水鳥観察館までを湿原に生息する水鳥や野生生物を見ながら別寒辺牛川を下る方法もある。
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別寒辺牛湿原のパノラマ写真
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別寒辺牛湿原
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別寒辺牛湿原を走る根室本線
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