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海事記念館
厚岸の町のど真ん中、厚岸町役場の目の前にあるのが厚岸町の鯨とニシン漁などの漁業の歴史や道具を展示した海事記念館だ。厚岸町はニシン漁やサケ漁などの漁業で栄えている事から、歴史、民族、海事に関する産業、科学教育に関する資料を収集し展示して海事、科学教育知識の普及を図るために1988年に設置された。この海事資料館のホールには館内には、漁船のエンジンや操舵室、救命艇などが展示され、奥の展示室にはイカ釣り漁船、サンマ漁船、鮭鱒船などの各種漁船の模型、漁網、捕鯨砲など、各種の漁業に関する設備や装置、備品が展示されている。この記念館の特徴としてアッケシ草の展示があげられる。アッケシ草は厚岸の地名が付いた草だが、厚岸のアッケシ草は波浪や流氷、地盤沈下などの影響でアッケシ草群落が水没し消滅してしまった。そんなアッケシ草の歴史について紹介している。2階にはプラネタリウムもあるが、上映回数が少ないのでこれが目当てなら時間を確かめた方がいいだろう。この海事記念館は独特の形をしており地上からではわからないが、上空から眺めると向かいの厚岸町役場と組み合わせて船の形になっている。
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海事記念館の外観
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海事記念館の入口ホール
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海事記念館の展示物
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アッケシソウの紹介
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