|
厚岸水鳥観察館
厚岸の町から国道44号線を北に6kmほど走った国道沿いに厚岸水鳥観察館がある。ここは別寒辺牛湿原に生息する水鳥をはじめとする動植物と湿地の保全や湿原の賢い利用についての理解を深めてもらう活動を行なったり、調査研究やモニタリングなどを行なう拠点施設として1995年に建設された。1階は湿原の写真や解説パネル、剥製、立体模型を展示した展示室や別寒辺牛川で川下りするカヌーのルールやマナーの指導を行うレクチャールームがある。また厚岸水鳥観察館から800m離れた標高50mの山の上に遠隔操作可能なリモコンカメラが設置されており観光客がリモコンの観察カメラを操作して、そのカメラがとらえた湿原や水鳥の映像を大画面のモニターで観察することもできる。2階は観察コーナーとなっており、多数設置されたフィールドスコープで別寒辺牛湿原に生息するタンチョウヅルを観察する事ができる。残念な事に別寒辺牛湿原は厚岸水鳥観察館の国道44号線を挟んだ反対側にあるので別寒辺牛湿原までは少し距離があるが、観察コーナーのフィールドスコープを覗けば営巣するタンチョウヅルや渡り鳥は間近に見る事ができる。厚岸水鳥観察館は別寒辺牛川沿いにあり、カヌーポートが整備されているのでカヌーの川下りするベース基地にもなっている。
|
無断転載厳禁 コメント引用の場合は出典元URLを明記のこと
厚岸水鳥観察館の展望室から見た別寒辺牛湿原のパノラマ
|
厚岸水鳥観察館の全景
|
厚岸水鳥観察館の内部
|
厚岸水鳥観察館の内部
|
観察コーナー
|
|