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モッ立岩
奥尻島の南西岸にある御影石でできた奇岩の1つがモッ立岩だ。このモッ立岩には伝説があり、かつて一人の未亡人が、この磯に岩ノリを採りに来てこの岩を発見。亡くなった自分の亭主の体の一部にあまりに似ていたので、喜び懐かしみ、そのままの名を付けることに恥ずかしさを覚え、上の一文字を抜いて、「モッ立岩」と呼んだことから、その名が付いたと言われている。このモッ立岩にはさらに大人向けの伝説があり、元々モッ立岩は奥尻島東海岸の鍋釣岩の隣に立ち夫婦岩と呼ばれていたそうだが、しかしある時、モッ立岩は大好物のアワビを求めて人里離れた西海岸に浮気してきたと言われている。モッ立岩は道道39号線から海岸まで降りて間近で見ることもできる。案内板のある場所から見ても似て見えるが、南北に延びる道道39号線のいろいろな場所から見てみると、もっと似て見える角度があるので、ぜひとも海岸沿いを歩いて試してもらいたい。他にもこの近くにはカブト岩やホヤ岩等があるが、このモッ立岩が一番見応えがある。
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近くで見ると大きなモッ立岩
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夕陽に染まるモッ立岩
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この角度が一番よく似て見える
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モッ立岩とその伝説
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