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宮津弁天宮
奥尻島のフェリー乗り場から道道39号線を5kmほど北東に走ったところにある海上に突き出した丘の上の神社が宮津弁天宮だ。宮津とはアイヌ語のチャシ・コツ(砦の跡)から名付けられた。ここはもともと番所があって対岸との連絡の拠点や罪人の監視所として使われていたが、江戸時代末の1831年に島民が大漁祈願のためお社を建て、以来、弁財天とも呼ばれる福の神の弁天様が祀られている。ここに行くには道道39号線の高台にある宮津弁天駐車公園から一度海岸まで階段を下り、さらに164段の階段を上らなければならず、この急な階段以外にルートがないことから、どうやってお社を建築したのか不思議に思えるほどだ。しかし一度上まで登ってしまえば神社の裏からは日本海や北海道本土の山々の素晴らしい景色を一望する事ができる。宮津弁天駐車公園にはパーキングがあり、こちらも高台の上の眺めのいい場所から青い日本海をバックに断崖絶壁の岩場の上に建つ赤い宮津弁天宮を見る事ができる。パーキングにはトイレもあり景色を見ながら休憩するのがよいだろう。
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宮津弁天宮
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岩山の上にある宮津弁天宮
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