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熊石海洋深層水総合交流施設
熊石の町中、熊石漁港にある施設が熊石海洋深層水総合交流施設だ。施設内には海洋深層水の紹介パネル展示室があり海洋深層水の特徴、取水方法、活用方法等が詳しくパネル展示されている。他にも海洋深層水を利用した加工調理ができる加工研究室、研修や会議など多目的に利用できる研修室が設置されている。良質でクリーンな海洋深層水を供給するため、漁港内に海洋深層水の取水施設が整備されている。熊石沖水深343mに設置された取水口から延長4400mの取水管が引かれており、一日約3500トンの海洋深層水が一度も外気に触れることなく地上まで取水される。取水された海洋深層水は水産利用として専用管にてエゾアワビの養殖施設などに供給しているほか、多目的利用として分水スタンドにて購入することもできる。また、企業の工場へは専用管にてパイプライン供給することもできる。北海道南西部の日本海に面している八雲町ではアワビ中間育成施設等の水産利用の他、一般及び企業向けの民間分水を2003年から開始している。入口の給水施設が特徴的だ。 |
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熊石海洋深層水総合交流施設
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熊石海洋深層水総合交流施設の内部
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