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宮ノ森公園展望台
乙部の町の南側にある山の中腹にある公園が宮ノ森公園だ。公園には自然木を使ったアスレチック施設や東屋、森林浴を楽しめる遊歩道が整備されている。この公園の北側、海岸沿いを走る国道229号線の崖の上の高台には広い駐車場と展望台があり、標高40m程度の高台から乙部漁港や乙部の街並みとその奥に広がる日本海が一望できる。さらに東洋のグランドキャニオンと呼ばれる館の岬に広がる140〜500万年前の地層の跡や「おとべ」の文字もはっきりと見ることができる。この展望台には国道から容易に車で登ることができ、かつ展望台からは車に乗ったままでも展望を楽しめるのでお勧めだ。坂は少し急だが自転車で登れない坂ではなく、距離も長くないので自転車で立ち寄るのも用意だ。晴れた日には奥尻島も見ることができ、また日本海に沈む夕陽の絶景スポットとしても知られている。公園が崖の上にあるので国道からは見えないのと、標識がないのであらかじめ場所を知っていなければたどり着くことはできないが、国道229号線を走るならぜひとも立ち寄りたい場所だ。
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宮ノ森公園展望台からの景色
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館の岬の地層の跡がよく見える
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