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窓岩
瀬棚の町から国道229号線を北に7kmほど走った虻羅トンネルを越えた島歌の集落近くの海岸に、真ん中にぽっかりと穴の開いた岩が見える。これが窓岩だ。この岩は溶岩が固まってできた岩で、波の浸食作用により穴が開いたものだ。窓岩という名前の付いた岩は北海道だけでも神恵内や霧多布など多数存在するが、これだけ間近に見ることのできる場所はここだけだろう。このせたな町を始めとしたソーランライン沿いは奇岩が多数存在し、この窓岩もその代表的なものだ。日本海に面していることから夕陽の名所でもあり、この窓岩の窓から見る夕陽は絶景で、幸せが訪れると言われる。竜宮城の門とも言われる窓岩は高さ10mほどでそれほど大きくはない。標識は南側の駐車場にあるが、眺めは駐車場とは反対側の北側からの方がいい。窓岩まで一番至近距離となる真横からでは残念ながら窓は見えない。また北側から見ると岩に開いた窓の形が四足動物のようにも見える。国道沿いにあり標識があるので注意していればすぐにわかるが、存在を知らなければ見逃してしまうだろう。
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窓岩
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反対から見ると羊に見える
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夕日の映える窓岩
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窓岩の夜景
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