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茂津多岬灯台
瀬棚の町から18kmほど北の茂津多岬の崖の上にある灯台が1937年に建設された茂津多岬灯台だ。ここは山の上にある灯台で、海面から灯台の塔頂までの高さが日本一高い灯台だ。ゆえに登るのも大変で、茂津多トンネルの南側の入り口近くの脇道から最大15.5%の勾配の細い急坂のダートを標高273mの展望台まで2.8kmほど登らなければならない。勾配の急な前半の半分は舗装路で、勾配の緩やかな後半は砂利の浮いたダートとなっている、自転車の場合、急坂とダートで登るのに1時間近くかかると思った方がよいだろう。はっきり言って自転車を国道に止めて歩いて登った方が楽かもしれない。しかし灯台の屋上にある展望台から見る景色は日本海だけでなく狩場山が見えるなど360度の展望があり素晴らしいが、崖の上にある割には木が邪魔をして下方の視界はいまいちだ。灯台は比較的開けた広場の上にありまわりは公園のようになっている。茂津多岬灯台への9坂の途中には須築大滝を遠くに見ることのできる場所もある。こんな辺鄙な場所まで自転車で登ってくる人がいるとすれば、それは間違いなく漢だろう。
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茂津多岬灯台から見た日本海
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茂津多岬灯台は日本一高い灯台だ
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