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風海鳥
瀬棚港の沖合700mのところにある日本初の海上風力発電所がせたな町洋上風力発電所、通称「風海鳥」だ。瀬棚は年間平均風速8m/sと風が強く、かつ海上だと風車の羽根による風切り音などの騒音問題なども解決できることから、全高64mの風力発電機を海上に建設し、2004年の本格稼働以降この2基で1000世帯の電力をまかなっている。この風海鳥の周囲の陸上側にも瀬棚マリンタウン風力発電所や瀬棚臨海風力発電所が広がり、この付近一帯には多くの風力発電機を国道229号線からも見る事ができる。しかしせっかく風海鳥が海の上にあるのに、国道229号線からは風力発電機は見えてもそれが海の上にあるのは認識できない。また風海鳥は防波堤のすぐ横にあるので、それが海の上にあることを認識できる場所は少なく、瀬棚のフェリー乗り場から見てもよく見えない。さらに風海鳥のある防波堤の対岸に行っても防波堤越しにしか見えないので、あまり海上に風力発電機があるようには見えない。風海鳥が海の上に浮かんでいるのを見るには立象山展望台まで登って、上から見下ろすのがよいだろう。
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瀬棚フェリー乗り場から見た風海鳥 この場所だと海の上にある事がわからない
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立象山展望台から見た風海鳥 この場所だと海の上にある事がわかる
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