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インマヌエル教会
今金の町から西に3kmほど、道道936号線沿いにあるの洋風の木造建築物がインマヌエル教会だ。ここは1892年からキリスト教信者達が新天地を求めて埼玉から移住してきた場所だ。この林に囲まれた小高い丘はインマヌエルの丘と呼ばれ、彼らが開拓したものでキリスト教教区でも数少ない農村教会の一つでもある。当時キリスト教徒の理想郷を創るという信念から志方之善は信者を率いて北海道の未開の地だったインマヌエルの丘に来て開拓を続けたが困難を極めた。1896年には之善の妻であり日本人初の女医でもある荻野吟子も渡道し共に開拓を続けたが、1897年には海辺の瀬棚町で診療所を開業することになる。道道936号線沿いの丘の上の林で囲まれた一角に白い教会と歌碑、そして「今金町開拓発祥の地インマヌエル之丘」と書かれた石碑が建っている。この教会は当時のものではなく1968年に建てられたものだ。
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インマヌエル教会
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後志利別川沿いにある
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