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知床世界遺産センター
ウトロの町の西の端に道の駅「うとろ・シリエトク」がある。この道の駅の隣にあるのが知床世界遺産センターだ。この場所はかつて海だったが2005年に知床が世界遺産に登録され、ウトロには道の駅がなかったことから、海を埋め立てて土地を造成し、世界遺産知床の玄関口にふさわしく2007年には道の駅「うとろ・シリエトク」が、そして2009年には知床世界遺産センターが開設された。知床世界遺産センターは世界遺産知床を訪れる観光客や旅行者に知床利用にあたって守るべきルール・マナーに理解促進を図り、知床世界自然遺産の見どころや各施設の情報を提供し、知床の素晴らしさと適正な利用を図ることを目的とした施設だ。内部は知床の山、森、川、海に住む動物たちや自然を紹介すると共に、ヒグマの爪痕など動物の痕跡の模型も展示している。また知床の見どころや最新情報など自然の素晴らしさを紹介すると共に、利用にあたって守るべきルール・マナーも展示されている。特に観光客が熊に1本のソーセージをやってしまったために人間が怖いものではなく、近くに行けばえさをもらえることを学習した熊が町に出没するようになり、とうとう射殺されてしまう映像は考えさせられる。またレクチャールームでは知床の自然をハイビジョン映像で上映している。
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知床世界遺産センターの外観
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知床世界遺産センターの内部
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