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知床岬
言わずと知れた知床半島の先端にあるのが知床岬だ。知床とはアイヌ語でシリエトク(大地の突端)から名付けられた通り、まさに地の果て、秘境と言うべき場所である。知床岬への道路はなく、相泊から海岸沿いに歩くしかないが、崖を登ったり海の中を歩いたりとかなり危険で素人が行ける場所ではないのでウトロから知床観光船に乗って海から眺めるのがお勧め。観光船は小型のクルーザーから大型船オーロラ号まで各種あり、クルーザーの場合、滝など観光地のすぐそばまで近づけるというメリットがあるが、揺れるのは覚悟した方がよい。クルーザーは各社多数あり、色々と種類があるのであらかじめ気に入ったクルーザーを下調べしていくとよいだろう。ウトロから知床岬までの間にはフレペの滝や湯の華の滝、200メートルもの切り立った断崖のオーバーハング、奇妙な形の海食洞のクンネポール、オホーツク海にそそぎ込むカシュニの滝、そしてダイナミックなカムイワッカの滝やチャラセナイの滝、たこ岩、観音岩、メガネ岩、獅子岩など日本最後の秘境と言われる大自然を堪能する事ができる。この知床岬航路の特徴として野生のヒグマを目撃できる可能性が非常に高く、海岸に親子連れのヒグマを間近に見ることもできる。
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最果ての知床岬
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おーろら号でもここまで近づく
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