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スコトン岬
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スコトン岬は礼文島の北西端にある岬だ。かつては宗谷岬よりもスコトン岬の方が最北端だと思われていたが、測量の結果、４分ほど宗谷岬の方が北にある事が判明し、それ以降は最北端ではなく最北限と言うようになった。土産物屋やトイレのある駐車場から少し歩くとスコトン岬に到着する。展望台は高台の上と、そこからさらに階段を降りた先にも広場があるが、手前の高台の方が眺めはよい。スコトン岬は細長い岬の先端にあるので視界は広く、日本海と宗谷海峡を一望できるが、見えるものは大海原とトド島、そして背後に広がるゴロタ山だけとなる。スコトン岬正面１ｋｍほどの沖合には無人のトド島が浮かび、１１月〜４月にはその名の通りトド島やその周囲の岩礁にトド数十頭が波打ち際で寛ぐ姿が見られる。また晴れた日には遠くサハリンを見る事もできる。スコトン岬周辺は土産物屋やトイレはあるものの、草原と岩場が広がるだけで、荒涼とした大地は最果ての雰囲気が漂う。トド島に行くツアーが６月〜８月の間、民宿星観荘で募集されるが、海が荒れていると着岸できないため、天気がよくて、かつ希望者が１０人以上集まらないと開催されず、トド島を訪れるのはかなりハードルが高い。しかし機会があるならぜひとも訪れたい場所だ。
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最北限の地スコトン岬
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スコトン岬から見た海驢島
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