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利尻島自転車道
利尻島の野塚から沓形までの北海道道1076号利尻富士利尻自転車道線を通称「利尻島自転車道」という。北海道には自転車道が多数存在するが、その多くは廃線跡を利用した自転車道だ。しかしこの利尻島自転車道は廃線跡ではなく、最初から自転車道として建設さた全長24.9kmの自転車道だ。その割には標高120mまで山道を登るので、自転車道の割には傾斜が急でママチャリで登るには厳しいかもしれない。その代わりにフェリーからもその姿を見ることのできる全長193m、地上60mもの湾内大橋の上からは鴛泊湾やベシ岬、礼文島、そして利尻山を見る事ができるだけでなく、スリルも味わえる。自転車道は野塚よりが山岳コース、沓形よりが平原の中を走る。沓形よりは一部道道105号線と合流するので面白味に欠ける区間もあるが、海岸沿いの自転車道はウミネコのコロニーを通り過ぎる区間もあり、自然豊かな自転車道となっている。特に利尻島自転車道の途中にある湾内大橋からの景色は、車やバイクでは眺めを楽しむことができないだけに、ぜひとも自転車で挑戦してもらいたい。自転車道には野塚駐輪駐車公園、富士見休憩所、富士岬駐輪公園、大磯駐輪駐車公園、種富駐輪駐車公園など数多くのトイレや休憩場所がある。
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利尻山を見ながら走る
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利尻島自転車道は草原の中を走る
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ウミネコのコロニーがある
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海岸沿いでは礼文島も見える
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