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美馬牛小学校
美馬牛の町の東の外れにある小学校が全校生徒50〜60人ほどの小さな美瑛町立美馬牛小学校だ。1910年に創立された美馬牛小学校は1984年に校舎を改築した際、まるで教会の鐘を吊してあるような三角形の塔が作られた。この白い塔が周囲の田園の風景にマッチし、美瑛の風景写真家、前田真三氏の目に留まり、1991年にはこの小学校を題材とした写真集「塔のある丘」を出版した事から一躍有名となった。観光客が訪れる観光地となったが、それ以前に小学生が勉強に励む公立の小学校である事から校内への立ち入りは禁止されている。もっともこの小学校の白い塔は敷地内のすぐそばから見るよりも北西側の空の丘の周辺や北東側の三愛の丘から千代田の丘にかけてのパノラマロードから防風林越しに見るなど、周辺の景色や丘を絡めて見た方が田園の中にマッチした教会のような姿に雰囲気があってよい。あいにく新栄の丘からは見えないが、その少し北側からなら見える。
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美馬牛小学校
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白い塔が特徴的
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