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扇型展望台
登別の町から北に4km、登別温泉から東に2kmの位置にある湖が倶多楽湖だ。この倶多楽湖は約4万年前の倶多楽火山の爆発によりできたカルデラ湖だ。ゆえに湖を外輪山が取り囲んでいるが、湖そのものはほとんど開発されていない自然のままの姿をとどめているため、倶多楽湖を上から見下ろすことのできる場所は少ない。倶多楽湖の湖面まで続く道道350号線の倶多楽湖の北西側の外輪山の上、標高400m弱の場所に小さな駐車場と扇形展望台があり、ここから倶多楽湖の一部を上から見ることができる。ただし両側を木で囲まれているので左右の視界が狭く、残念ながら倶多楽湖の丸い湖全体の姿を見ることはできない。この扇型展望台の名前もクッタラ湖全体が見えるわけではなく、丸いクッタラ湖の一部が扇型に見える事からその名が付いた。倶多楽湖を上から見下ろすことのできる場所は、この扇形展望台か登別熊牧場の展望台しかなく、後者は入場料も高額であることから、倶多楽湖を手軽に眺めるならこの扇形展望台がお勧めだ。
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扇型展望台から見た倶多楽湖
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扇型展望台
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