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登別マリンパークニクス
登別の町中にある「北欧ロマンと海洋ファンタジー」をテーマにした水族館が登別マリンパークニクスだ。メインの施設は西洋風のニクス城で、デンマーク・オーデンセ市に実在する中世ルネッサンス様式の美しい水上城郭イーエスコー城をモデルに作られた。4階建ての城の中には巨大な魚類展示館があり、まず入り口のエントランスホールには南海の珊瑚礁のクリスタルタワーがそびえる。そこから巨大な水槽の上に架かるエスカレーターを通って最上階から順路が始まる。4階はふれあいゾーンでヒトデやサメ、カブトガニのタッチプールがあり、自由に触る事ができる。また珍しい生き物を展示したシービュー水槽もある。螺旋のスロープを下ると3階はアクアギャラリーとなっており、極彩色にきらめく魚たちを見る事ができる。さらに2階はサメやクラゲのコーナー、そして1階には透明なトンネルの上に魚群が頭上を回遊するアクアトンネルや売店などがある。ニクス城の隣には鰯1万匹の回遊する銀河水槽や、亀・トカゲなど爬虫類を展示した陸族館もある。またニクス城の両側にある施設ではイルカショーやアシカショーが開催され、広場にはペンギンがパレードするなどのアトラクションも多い。さらに水族館に併設して小さな遊園地もあり、観覧車からは登別マリンパークニクスの全体を見下ろす事ができる。ただし、アトラクション系のある水族館に言える事だが値段が高いのが難点だ。車で行くと入館料2400円に加えて駐車場代が500円もかかる。1990年に登別市が主体となって開館したが、徐々に入場者が減少し、2001年に破産状態となって民間業者に売却され、以後、入場者は安定するようになった。
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登別マリンパークニクスのニクス城
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登別マリンパークニクスの全景
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頭上を魚群が回遊するアクアトンネル
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カリフォルニアアシカのナナの輪くぐり
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カマイルカのボール運び
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カマイルカのジャンプ
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