ジョン・キャラクロー(声・日高奈留美)
キャラクロー家の一人息子でとてもしっかりした9才になる少年。ふとした事から仔犬のラッシーと知り合い、飼い続ける事になる。毎日ラッシーの世話を怠らなかったのでラッシーもとてもジョンの事が好きになり、賢い犬へと成長していく。
サム・キャラクロー(声・野島昭生)
ジョンのお父さんで鉱山の事務長をしている。朝早くから夜遅くまで働いており、あまりジョンと接する機会は少ないが、とても優しいお父さんである。
メリッサ・キャラクロー(声・吉田理保子)
ジョンのお母さんでグリノールブリッジ村唯一の看護婦をしている。夜勤で一日中家にいない時もあるが、とてもしっかりしていて優しいお母さんである。
ホッパー(声・佐藤正治)
グリノールブリッジ村唯一のお医者さん。魚釣りが趣味な元気なおじいさん。
ブラッド・ハミルトン(声・島田敏)
鉱山で働く労働者。
ハミルトン夫人(声・吉田美保)
ブラッドの妻。ハミルトン夫人の赤ちゃんが産まれる時、メリッサが看護婦として付き添っていた。
モートン(声・村松康雄)
腹膜炎になったり心臓の発作を起こしたりと、何かとホッパー先生の世話になっているおじさん。少しわがままなところがあり、ホッパー先生いわく「体がたるみきっている」そうだ。
コリン・ジョーンズ(声・田中真弓)
ジョンのクラスメイト。少し気の弱い少年である。家は食料品店兼雑貨屋を経営している。
リチャード・ジョーンズ(声・田中亮一)
コリンのお父さんで、グリノールブリッジ村の食料品店兼雑貨屋の店主。
サンディ(声・松倉羽鶴)
ジョンのクラスメイト。ジョン以上にしっかりしておりジョンと年齢は同じだがジョンにとってはお姉さんのような存在である。おそらくジョンの事が好きなのであろう。そのわりにはプリシラに対してやきもちを妬かなかったようだが…
ビリー(声・坂口大助)
サンディのお兄さん。
モナハン(声・丸山詠二)
サンディのおじいさん。羊飼いをしているとても優しいおじいさん。
フィリップ(声・丸山詠二)
サンディのお父さん。少し厳しいところがあるが、いいお父さんである。
アニー(声・さとうあい)
サンディのお母さん。
フォレスト(声・津田延代)
ジョンの家の斜め向かいに住むおばあさん。いつも窓から通りを見ているのでグリノールブリッジ村の出来事はすべて知っている。少しばかりおせっかいなおばあさん。
グッドマン(声・辻新八)
水門の門番。とても口うるさくて身勝手で口が悪いが、実はいい人かもしれない。ラッシーを一番最初に見つけた人でもある。
ブロック(声・田中和実)
ウェリントン炭坑にやって来た新人の炭坑夫。とても人がよく、炭坑に水が出た時に最後までサムに付き合って炭坑を見てまわった。
エルロイ(声・山崎たくみ)
サムのアシスタントとして鉱山の事務員をしている。自信過剰で少々身勝手なところがあるが、自分に対しても厳しい。
エルロイ夫人(深水由美)
エルロイの妻。まだ若くてきれいな女の人である。
バーンセン(声・石森達幸)
鉱山で働いているおじいさんで、いつも酔っぱらっている。汽車の運転手をしていたが、縦坑のやぐら補修係に代わってしまった。
ウォルマン(声・塩屋浩三)
バーンセンに代わって汽車の運転手をしている。規則に従って行動する人で融通が効かない為、ジョンたちは汽車に乗せてもらえなかった。
ロバート・カリー(声・島田敏)
ジョンたちの担任の先生。クソ真面目で少し厳しいところもあるが、熱心な先生である事には間違いない。
スピナー(声・佐藤智恵)
ジョンのクラスメイト。少し内気な少年である。
ネルソン(声・中嶋聡彦)
グリノールブリッジ村の肉屋のご主人。とてもラッシーの事を気に入っており、ラッシーの為の肉を安くで分けてくれる。
ドーハン(声・山下啓介)
ウェリントン炭坑の所長。所長という割には頼りない。
ラドリング(声・寺島幹夫)
鉱山の持ち主で公爵閣下。仕事にはかなり厳しいところがある。
プリシラ・ラドリング(声・國府田マリ子)
ラドリング公爵の孫娘。とても優しい心を持った美しい少女。お父さんはインドにいる。
ハインズ(声・平野正人)
ラドリング家の庭師兼馬の世話係。少し性格がゆがんでいて、自己中心的なところがある。
ピーター(声・塩屋浩三)
ラドリング家のコック長。人当たりはとてもいい。
ローリー(声・掛川裕彦)
グリノールブリッジ村にやって来た金物屋さん。ただの金物屋ではなく犬を使った芸を見せてくれる金物屋である。とても人はいい。
ライス(声・平尾仁彰)
グリノールブリッジ村のパン屋さん。とても短気である。ライスさんの所有するトラックはすぐにエンジンが壊れてしまう。
メアリー・ライス(声・野田順子)
ライスの娘。村一番の美人だが焼いているパンはまあまあというのがジョンの評価である。物語の後半でカリー先生と結婚する。
アイアン・コッパー(声・大塚明夫)
ヨークシャー生まれの28歳、大男で大変な力持ち。無口だがとても働き者でみんなから信頼されている。動物と仲良くなるのがうまい。
ブルック(声・広瀬正志)
ロンドン金塊強盗の犯人を探してグリノールブリッジ村にやって来た警部。刑事生活15年らしいが、自分が犯人だと睨んだ相手は、たとえイカサマをしても捕まえようとする少々卑劣な警部である。
ウォルター(声・柴本浩行)
ブルック警部の部下で警察官をしている。ブルックと違って卑怯な事までして犯人を捕まえようとはしない。
ベンジャミン(声・西村知道)
グリノールブリッジ村にやって来たサーカス団の団長。象のロザリンロを鞭でいじめていたが、ジョンと知り合ってからは心を入れ替えてやさしくなった。
セーラ(声・平松晶子)
サーカス団の花形で紅一点。
クリス(声・西村ちなみ)
遠足に行った先でコリンが出会った女の子。先月にお母さんを亡くしオーストラリアに向かう途中だったがコリンと一緒にお母さんの想い出の品を掘り出す。
ガーベイ(声・茶風林)
グリノールブリッジ村に1人で住むおじいさん。薬の配達にやって来たジョンをこき使うが本当はいい人なのかもしれない。
パーキンス夫人(声・伊藤美紀)
グリノールブリッジ村に一家で住むおばさん。村で風邪が流行った時に家族全員熱を出してしまい、息子のジェイクの看病をジョンに任せる。
ジェイク・パーキンス(声・南杏子)
パーキンスさんの子供で3〜4歳くらい。高い熱を出して苦しんでいたのをジョンが看病する。
アルバート・フォレスト(声・福田信昭)
フォレストばあさんの息子。20年前に大ゲンカして家を飛び出し、それ以来まったく連絡を取っていなかった。貿易の仕事が成功しようやくロンドンに家を構えてフォレストばあさんを迎えようとしたが…
ロイ(声・安達忍)
アルバートの息子。
教授(声・岸野幸正)
大学で地質学を専門にしている教授。ウェリントン炭坑で石炭が出なくなった時に適当な調査しかせずにウェリントン炭坑を閉山にすべきだと結論を出した。
ベア(声・川津奉彦)
ウェリントン炭坑で働く炭坑夫。丸々と太っていて、とても人がいい。
ダン(声・山野史人)
ラッシーが旅の途中で足を撃たれた時に助けてくれた農家のおじいさん。とても親切で迷い込んで来たラッシーにハーセルフと名付けて面倒を見てくれた。
ダリー(声・鈴木れい子)
ダンの妻。これまたケガをしたラッシーの面倒を見てくれた優しいおばあさん。しかしラッシーには行くべき所がある事を肌で感じ取り、ラッシーを解放してくれる。
マクニース(声・塩屋浩三)
ロンドン新報の新聞記者。ジョンとラッシーの記事を新聞で取り上げた張本人だが、少しばかりしたたかなところがある。
ラッシー(声・山崎たくみ)
ジョンが草原の道端で拾ったコリー犬。仔犬の頃はイタズラ好きだったが、大人になるととても賢い犬に成長した。しかし仔犬の時から少々恐がりである。ラッシーというのは元の飼い主が付けた名前で、ジョンはチビと名付けるつもりだった。その他にもセバスチャンやハーセルフと呼ばれていた事もあった。
ビンゴ
サンディの家で飼っている羊の番犬。もうかなりの年齢のおじいさんの犬である。
スマーティー
猫。どこの飼い猫かは不明。
ビューティー
プリシラ専用の白馬。まだあまり調教されておらず、外に出かけるのはむかない。
トゥーツ
ローリーの飼っている犬。とても賢くて色々な芸を披露してくれる。
ベス
ローリーの飼っているロバ。金物屋の屋台を引いている。
ムー
サンディの家で飼っている乳牛。ラッシーはムーのミルクを飲んで育った。
ベビームー
ムーの生んだ子牛。
ロザリンロ
サーカスで調教されている象。いつも鞭で脅かされていじめられている。 |