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家族ロビンソン漂流記
ふしぎな島のフローネ  登場人物紹介

エルンスト・ロビンソン(声・小林勝彦)
 ロビンソン家のお父さん。スイスのベルン市で医者をしている。日曜大工などは何でもこなしてしまい子供たちから慕われている。遭難した時の年齢は45歳。

アンナ・ロビンソン(声・平井道子)
 ロビンソン家のお母さん。とても臆病で心配性。農家の生まれなのにネズミやトカゲを恐がり、さらに雷が大嫌いである。お父さんを手伝って看護婦をしている。遭難した時の年齢は36歳。

フランツ・ロビンソン(声・古谷徹)
 ロビンソン家の長男。15歳の高校生で、おしゃれで内気、スポーツが苦手で音楽が大好きである。作曲家かオーケストラの指揮者になる事を夢みてウィーンの音楽学校に通う事を望んでいたが、オーストラリアに移住する事になってあきらめてしまう。

フローネ・ロビンソン(声・松尾佳子)
 ロビンソン家の長女で10歳の小学生。とてもおてんばで、野原をかけずり回ったり、木登りしたり逆立ちするのが得意。ほとんど男の子と変わらない性格だがトカゲだけは苦手。

ジャック・ロビンソン(声・高坂真琴)
 ロビンソン家の次男でまだ3歳。とてもイタズラ好きで泣き虫である。

マリー(声・間嶋里美)
 ロビンソン家の家政婦。山国育ちのとても親切な人である。ベルン市に住むたった1人の身よりの叔母が病気がちだったので、ロビンソン家と一緒にオーストラリアへは行かなかった。

シュワルツ(声・山田俊司)
 エルンストの弟。フローネにとっては叔父さんにあたる。オーストラリアに行く事になったロビンソン一家の家を借りて住む事になった。

シュワルツ夫人(声・浅井淑子)
 シュワルツの妻。フローネにとっては叔母さんにあたる。

ゲルハルト(声・北村弘一)
 自称音楽家と言っているが、本当は詐欺師である。アントワープに向かう途中のロビンソン一家からお金を巻き上げようとした。

ルイーゼコップ(声・花形恵子)
 有名なオペラ歌手。

マリー・アントワネット(声・滝沢久美子)
 オーストリアの皇女だったマリー・アントワネットは14歳の時にオーストリアのフランスのルイ16世のお妃となる。そしてフランス革命の後にギロチンにかけられる。

モーツアルト(声・喜多道枝)
 言わずと知れた音楽家。6歳の時にオーストリアの宮廷でピアノを弾き、マリー・アントワネットに求婚する。

テレザ(声・間嶋里美)
 オーストリアの王妃。

エドワード(声・田中祟)
 オーストラリア総督の秘書官。しかしとても自分勝手で思いやりがなかったが、船での事件の以降、心を入れ替える。

キャサリン(声・友近恵子)
 エドワードの妻。オーストラリアに向かうブラックバーンロック号の中で男の子を出産する。エドワードと違って一般常識をわきまえている。

船長(声・緑川稔)
 オーストラリアへ向かうブラックバーンロック号の船長。乗客が退屈するとフローネを船長にして乗客を楽しませるなどユーモアのわかる人物だったが、嵐で船が遭難した時フランツを助けようとして波にのまれて亡くなってしまう。

船医(声・槐柳二)
 ブラックバーンロック号の船医。とても酒飲みで、いざという時は必ず酔っぱらっていたのでほとんど役に立たなかった。

エミリー(声・黒須薫)
 ブラックバーンロック号で知り合ったフローネの女友達。フローネととても仲良くなったが、嵐で離れ離れになってしまい、それ以来消息はわからない。ヴァイオリンを弾くのが得意。

エミリーのお母さん(声・浅井淑子)
 エミリーのお母さん。エミリーがフランツと仲良くするのを歓迎し、お父さんと意見の相違があったので、離婚寸前までいってしまうが、フローネの活躍で仲直りする。

エミリーのお父さん(声・徳丸完)
 エミリーがフランツと仲良くするのが気に入らず、エミリーとフランツの仲を引き裂こうとするが、お母さんとの意見の相違からケンカしてしまう。

エミリーのおばあさん(声・峰あつ子)
 エミリーのおばあさんで、エミリーのお父さんのお母さんにあたる。

タムタム(声・塩屋翼)
 オーストラリアの原住民の黒人。両親をオーストラリアにやって来た白人に殺され、それ以来白人が嫌いになったが、ロビンソン一家と知り合ってからはしだいに白人とも仲良くなっていく。

ウイリアム・モートン(声・永井一郎)
 ロビンソン一家が遭難した1年後に同じ海域で遭難した船乗りのおじさん。とても頑固で気難しく、ロビンソン一家には手がつけられないほどだったが、根っからの悪人ではなく、なぜか女の人に人気がある。

アーネスト・エリオット(声・大木民夫)
 オーストラリアのメルボルンで病院を経営する医師。ロビンソン一家をオーストラリアに呼んだ張本人でもある。ただし人はとても良く、自分のせいでロビンソン一家が災難に遭ってしまったと思い、代わりにフランツの女友達のエミリーを引き取る事にする。

サリー(声・島木綿子)
 モートンさんの女友達。オーストラリアに無事帰ってきたモートンさんを引き止める。

ジョン
 ブラックバーンロック号の船長の飼っていたとても賢くておとなしい犬。船が沈んだあと、ロビンソン一家と共にサバイバル生活を行う事になる。

メルクル
 プチクスクスの赤ちゃん。無人島でフローネが初めて出会った友達でもある。

エリック
 無人島でフローネたちが出会ったメスの山羊。2〜3年前に近くで船が遭難した時に、この島に流れ着き、同じ船に乗っていたエリックさんと一緒に生活していたがエリックさんも亡くなり、その後フローネに発見される。もう少しでお父さんの鉄砲に仕留められて晩御飯のおかずになるところだったが、フローネの説得により一緒に飼う事になる。後にフローネたちはエリックさんの白骨を発見し、母親の山羊にエリックと命名する。

ベイス
 母親の山羊のエリックの生んだ子山羊。ただし、エリックさんはこの子山羊が生まれる前に亡くなったらしい。フローネはこの子山羊にエリックさんのラストネームのベイスと名付けた。

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