作品名 |
Anne of Green Gables Special Edition |
邦画名 |
赤毛のアン完全版 |
制作 |
サリバン・エンターテイメント |
制作年 |
1985年 |
制作国 |
カナダ |
監督 |
ケヴィン・サリバン |
出演 |
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アン |
ミーガン・フォローズ |
マリラ |
コリーン・デューハースト |
マシュー |
リチャード・ファーンズワース |
レイチェル |
パトリシア・ハミルトン |
ダイアナ |
シュイラー・グラント |
ギルバート |
ジョナサン・クロンビー |
「赤毛のアン」の原作を映画化したもの。アニメもそうですが、映画の方も3時間以上という長編映画の為、ストーリーもほとんど省略する事なく原作どうり忠実に再現しています。それだけ原作の完成度が高いという事でしょうか。
アンやマリラ、マシューの役者もアニメとそっくりで、名前を見なくてもこれが誰だかすぐにわかってしまうほどです。ただし、アンを演じている女優(ミーガン・フォローズ)は11〜16歳のアンを1人で演じているので、大きくなってからのアンはともかく、11歳の時のアンはとても11歳には見えません。まあこの辺はアニメと違ってご愛敬という事で… ただし1万人の応募の中からオーディションで選んだというだけあって、アンの役作りは完璧そのものです。ダイアナだけはちょっとイメージが違っていました。
ストーリーはほとんど原作通りなのですが、物語の始まりの場面だけは若干異なりました。原作ではマシューが馬車で駅に向かうところから始まりますが、映画ではアンがハモンドさんの家で暮らしているところから始まります。ただし、すぐにハモンドさんが亡くなり、アンは孤児院に預けられ、スペンサーさんによってグリン・ケイブルズに引き取られる事になります。
この映画、プリンス・エドワード島アヴォンリーの美しい風景をバックに少女から乙女へと成長していくアンの姿を描いた少女文学の名作としてお薦めできる1本ではないでしょうか。
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