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聖台ダム公園
美瑛から6kmほど北東に1937年に完成した聖台ダムがある。この聖台ダムの北西の端にあるのが聖台ダム公園だ。この地はもともと神楽高台と呼ばれていたが、明治時代の帝室御料地離宮の計画もあった地域を払い下げされたという聖恩に感謝し永遠に記録にとどめようとの趣旨から聖台と呼ばれるようになった。ここはダムを楽しむだけでなく公園内に疎水があり、この疎水の両側に50本の桜の木があり、毎年5月中旬になるとこの疎水が桜を映して美しく見えることから美瑛では数少ない桜の名所となっており、かつ日本のダム湖100選にも選ばれているほどだ。またダム越しにトムラウシの姿も見ることができる。5月中旬には桜まつりが開催され、その期間のみ21時までライトアップされ夜桜を楽しむことができる。桜と紅葉のシーズンには多くの観光客が訪れるが、それ以外は比較的訪れる人は少ない。公園内には疎水の他、道路を挟んだ反対側には広場やトイレはもちろんのこと、東屋や炊事場まであり、ダムを周遊するように遊歩道も整備されており、さらにダムの下流には小さな滝があり滝見台の展望台が用意されている。ダムを見ながらのんびりと休憩するには最適な場所かもしれない。
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ダム湖100選にも選ばれた聖台ダム
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聖台ダムから見たトムラウシ
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聖台ダム下流の滝
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道の反対側にある広場
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