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若草物語
ナンとジョー先生  登場人物紹介

アニー・ハーディング[通称ナン](声・松倉羽鶴)
 ジョー先生いわく、アメリカいちのおてんば娘。11歳でプラムフィールドにやって来た。比較的裕福な家庭らしく、お母さんを亡くしてから家庭教師を何人も雇ったがナンのおてんばに全員辞めてしまい、思い余ったお父さんにプラムフィールドに預けられる事になった。ロブいわく、ナンはワニだって食べてしまうそうだ。ロブとテディに絵本を読んでやるのが仕事。将来の夢は大きなクジラになる→消防士→機関車の助手→お医者さんになると、ころころ変わる。

ジョセフィン・ベア[通称ジョー](声・山田栄子)
 マーチ家の次女で34歳。フリッツと結婚し2児の母となる。一見とてもおしとやかな女性に見えるが、子供の頃おてんばだった名残か、時々ハメを外す。ナンを見ていると自分の子供の頃を見ているようでナンの事がとても好きである。

フリッツ・ベア(声・秋元羊介)
 ジョーの夫で40歳。ジョーと結婚後、理想の教育を目指しコンコードの郊外のプラムフィールドに全寮制の学校を作り、そこで教育に励んでいる。

ロブ・ベア(声・渕崎ゆり子)
 ベア家の長男で5歳。プラムフィールドで学ぶ子供たちと同じように遊びたいが、まだ小さいのでなかなか一緒に遊ぶ事ができない。

テディ・ベア(声・南杏子)
 ペア家の次男で3歳。まだ幼く、いつもはナンに絵本を読んでもらったりデーズィと人形遊びをして過ごしている。

マーガレット・ブルック[通称メグ](声・藩恵子)
 マーチ家の長女で35歳。ジョンと結婚後し2児の母となる。

ジョン・ブルック(声・小島敏彦)
 メグの夫。「愛の若草物語」ではカール・ブルックという名前だったが「ナンとジョー先生」ではジョン・ブルックになった。再婚したわけではなくブルックは名前が違うだけで同一人物である。

デミ・ブルック(声・山田恭子)
 ブルック家の長男で10歳。両親に似てとてもおしとやかな男の子である。亀を飼っている。

デーズィ・ブルック(声・荒木香恵)
 ブルック家の長女で10歳。デミとは双子で妹にあたる。性格はナンとは正反対でとてもおしとやかで、メグの妹のベスに似た雰囲気がある。将来はお母さんのメグのような優しいお母さんになるのが夢。

ジョーズィ・ブルック
 ブルック家の次女で、まだ赤ちゃん。

エーシア(声・羽鳥靖子)
 プラムフィールドで働く黒人女性のお手伝いさんで48歳。子供たちの食事や掃除洗濯など何でもこなしている。多少口が悪く、子供たちのしつけに関してはジョーにでさえ文句を言う。

サイラス(声・槐柳二)
 プラムフィールドで働く庭師のおじいさん。

メアリー・アン(声・藤井佳代子)
 プラムフィールドで働くメイド。あまり登場しないが優しそうな女の人である。

トミー・バングズ(声・高山みなみ)
 プラムフィールドで学ぶ12歳の少年で雌鳥にいい卵を生ませるのを仕事としている。学校一のイタズラ好きな悪ガキだが金銭的才能に優れトミー・バングズ商会を経営してニワトリの卵を12個25セントで売っている。ナンの事が好きだったりする。将来はニワトリの卵をもとでにアヒルを飼い、その卵を売って牛を飼い、そのミルクを売って億万長者になるのが夢。

ジャック・フォード(声・柏倉つとむ)
 プラムフィールドで学ぶ12歳の少年で畑でジャガイモを育てるのを仕事としている。ミミズを取ってきて釣りの餌として12匹で2セントでみんなに売って小遣いを稼いでいる。

ジョージ・コール[通称スタッフィ](声・佐藤智恵)
 プラムフィールドで学ぶ12歳の少年。とても泣き虫で食いしん坊で甘えん坊。おやつを食べるのが大好きで太り気味である。あらいぐまを飼っている。将来はレストラン経営をするのが夢。

ネッド・バーカー(声・愛河里花子)
 プラムフィールドで学ぶ11歳の少年。「僕ネッド」としか喋らない九官鳥を飼っている。大工仕事が得意で家具職人になるのが夢である。

フランツ・ホフマン(声・森川智之)
 プラムフィールドで学ぶ16歳の少年でフルートを吹くのが仕事。学校では最年長だけあって子供たちに勉強を教えたりして学園のリーダー的存在でもある。将来は教師になるのが夢で、教師になるためにボストンの大学で学ぼうとお金を貯めている。

エミル・ホフマン(声・結城比呂)
 プラムフィールドで学ぶ14歳の少年でフランツの弟。海が好きで将来船乗りになるのが夢。プラムフィールドで学ぶ少年の中では一番骨のある男かもしれない。

ナット・ブレイク(声・池上麻里子)
 プラムフィールドで学ぶ12歳の少年。両親を亡くし路頭に迷っていたところをローリーおじさんに拾われてプラムフィールドに送られて来た。ヴァイオリンを弾くのが得意で、将来はバイオリニストになるのが夢。

ダニエル・キーン(声・林延年)
 ボストンで暮していた不良少年で15歳。もともとナットと知り合いで、ボストンの町でナットと再会した事からダンもプラムフィールドで学ぶようになる。しかしプラムフィールドでも悪さを繰り返し、とうとう追放されてしまう。

ローリー・ローレンス(声・飛田展男)
 ジョー先生の若い頃からの男友達で、今はジョー先生の妹のエイミーと結婚してボストンで暮している。ローリーは昔からジョーの事が好きで、プラムフィールドの子供たちに親切にしてくれる優しいおじさん。

コール夫人
 スタッフィのお母さん。いつもスタッフィを甘やかしスタッフィの事を「坊や」と呼んで嫌な事は一切させず、おやつばかりを与えている。

ページ(声・石森達幸)
 動物や植物などの博物学の博士。ダンをプラムフィールドから追い出した時、ベア先生はページさんの家にダンを預け、ダンはそこで博物学に目覚める事になる。その昔、ページさんはベア先生に哲学を教えていた事もあった。

マーリー(声・中村大樹)
 ダンがボストンで悪さの限りを尽くしていた頃、ダンの為に刑務所に入れられた不良。マーリーはこの事を恨みに思ってダンの居場所を突き止め、ページさんの家で更生していたダンをピストルで撃って足にケガをさせる。

ファース(声・佐藤正治)
 コンコードの町のお医者さん。かなり背が低い。ダンがケガをした時やブルックさんが病気になった時に診察してくれた。しかしブルックさんの病気が大丈夫だと言ったのに、その日のうちにブルックさんは亡くなってしまったので、ナンはお医者さん不信になる。

市長(声・藤本譲)
 コンコードの町の市長さん。女性に対する偏見がはなはだしく、政治家と弁護士と医者は男の仕事だと思い込んでいる。

クリストファー・コロンバス
 ヤンソンさんの家からもらってきた仔犬でナンが飼っている。野球ができるらしい。その他、湿疹ができてナンの作った薬草を塗られた事もあった。

バタカップ
 サイラスの飼っている雌牛。生まれたばかりの子牛が亡くなってしまい、ショックでしばらくの間、お乳が出なくった。

トビ
 プラムフィールドで飼われているロバ。トミーがよく乗っていた。

ベッシー
 プラムフィールドの近くの池に住んでいる牛蛙。生物の生態観察の為にスタッフィとデミによって飼われているとても大きな蛙で、池の中にたくさんのおたまじゃくしを生んだ。

コックルトップ
 トミーの飼っている雌鳥。卵をよく生んでトミー・バングズ商会に貢献しているが、その分よく食べる。

ばあさん
 ページさんの家で飼っている、馬車を引く馬。本当の名前は別にあるのかもしれないが、ページさんは「ばあさん」と呼んでいた。

マーサ
 プラムフィールドで飼われている小猫。夜中の12時に鳴る時計の鐘を聞いて恐怖に脅えるトミーの足に擦り寄ってトミーを震え上がらせた事があった。

プリンス・チャーリー
 ローリーさんがプラムフィールドに寄贈してくれた馬。真っ黒できれいな馬だがプラムフィールドに来た時には調教されておらず、誰も乗る事はできなかったが、ダンが手なずけた。

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