牧場の少女カトリ 作品紹介
牧場の少女カトリ あらすじ
舞台は1900年初頭のフィンランド。9歳の少女カトリは3年前、出稼ぎに出たまま帰らぬ母を待って、祖父母といっしょにくらしていた。カトリは苦しくなった家計を助けるために家畜番として屋敷に雇われることになる。カトリの持ち前の明るさと聡明さは多くの人々の心をとらえる。いろいろな人との出会いや別れを体験していく中で、カトリは成長していった。その後、カトリを気にいった次の屋敷の奥様に一緒について行き、奥様の実家の屋敷から学校に通わせてもらえるようになる。そしてある日、音信不通だった母がトゥルクの病院にいるという連絡が入り、カトリは母と6年ぶりの再会を遂げる。(日本コロムビア発売「名作アニメ主題歌大全集」より) カトリはフィンランドの小さな村に住む少女。お父さんが亡くなって、お母さんがドイツへ働きにいくことになりました。カトリはおじいさんとおばあさんの3人で待っていなければなりません。 でも戦争が始まり、お母さんからの手紙も届かなくなりました。9歳になったカトリは、仲良しのマルティが見つけてくれた仕事をすることにします。仕事は、遠い村のお屋敷の家畜番。 愛犬のアベルといっしょに一生懸命働いたカトリですが、牧場の牛が熊に襲われたことから、この仕事は無理。家に帰ることになりました。次にカトリが勤めたのは、友達のペッカがいるクウセラ屋敷。そこで小間使いとして、働くことになりました。 このお屋敷には、戦争にいっているご主人と、ししゅうが上手なロッタ様、かわいらしいクラウス坊ちゃんがいました。ところが突然、ご主人が戦場でケガをしたという知らせが届き、ロッタ様とクラウス坊ちゃんといっしょに病院に行くことになりました。しかし待っていたのは、ご主人が亡くなったという悲しい知らせ。やがて春が来て、ロッタ様はトゥルクの実家に戻ることにします。カトリも一緒にいくことになりました。働きながら学校に通えるようにしてくれたのです。 しかしロッタの実家では、カトリを心良く思わない人たちがいました。そんな環境の中でも、やさしさを失わず、次第に認められていくカトリでした。 カトリは編入試験にも優秀な成績で合格し、9月からは学校に通うことになったのです。さらに素晴らしいことに、戦争が終わり、お母さんの居所がわかったのです。ついに再会したカトリとお母さん。ふたりはとてもしあわせでした。 その後カトリは熱心に勉強し、心温まる物語をたくさん書く、作家になったのです。(エニックス発行「日本アニメーション世界名作劇場全作品集」より)
牧場の少女カトリ 新番組予告
1900年初頭のフィンランド。カトリは6歳。久しぶりに会えたお母さんとの幸せもつかの間、お母さんはドイツで働く為、一人旅立って行くのでした。新番組牧場の少女カトリ第1話「別れ」御期待下さい。
牧場の少女カトリ ストーリー詳細
牧場の少女カトリ 登場人物紹介
牧場の少女カトリ 感想
牧場の少女カトリ 原作