HIRAO'S HOME PAGE > 世界名作劇場 > 牧場の少女カトリ

牧場の少女カトリ
Katri - Girl of the Meadows
Katri PAIMEN,PIIKA JA EMANTA

カトリ

牧場の少女カトリ 作品紹介

作品名   牧場の少女カトリ
原作名   PAIMEN,PIIKA JA EMANTA(1936年)
原作者   アウニ・エリザベト・ヌオリワーラ
  フィンランド人(1883年〜1972年)
訳書名   牧場の少女
舞台   フィンランド
物語の期間   1912年から約6年間
主人公   カトリ・ウコンネミ
年齢   6〜12才
製作   日本アニメーション/フジテレビ
放送期間   1984年1月8日〜12月23日
話数   全49話
ビデオ   バンダイビジュアル 全10巻(BES-221〜230)
LD   バンダイビジュアル 全2ボックス
DVD   バンダイビジュアル 全12巻(BCBA-0683〜0694)
監督(演出)   斎藤博
脚本   宮崎晃
音楽   冬木透
キャラクターデザイン   高野登
受賞内容   昭和59年度文化庁子供向TV用優秀映画賞
協力   フィンランド政府観光局
  日本フィンランド文学協会
オープニング   Love with You〜愛のプレゼント〜
エンディング   風の子守歌


牧場の少女カトリ あらすじ

 舞台は1900年初頭のフィンランド。9歳の少女カトリは3年前、出稼ぎに出たまま帰らぬ母を待って、祖父母といっしょにくらしていた。カトリは苦しくなった家計を助けるために家畜番として屋敷に雇われることになる。カトリの持ち前の明るさと聡明さは多くの人々の心をとらえる。いろいろな人との出会いや別れを体験していく中で、カトリは成長していった。その後、カトリを気にいった次の屋敷の奥様に一緒について行き、奥様の実家の屋敷から学校に通わせてもらえるようになる。そしてある日、音信不通だった母がトゥルクの病院にいるという連絡が入り、カトリは母と6年ぶりの再会を遂げる。(日本コロムビア発売「名作アニメ主題歌大全集」より)

 カトリはフィンランドの小さな村に住む少女。お父さんが亡くなって、お母さんがドイツへ働きにいくことになりました。カトリはおじいさんとおばあさんの3人で待っていなければなりません。
 でも戦争が始まり、お母さんからの手紙も届かなくなりました。9歳になったカトリは、仲良しのマルティが見つけてくれた仕事をすることにします。仕事は、遠い村のお屋敷の家畜番。
 愛犬のアベルといっしょに一生懸命働いたカトリですが、牧場の牛が熊に襲われたことから、この仕事は無理。家に帰ることになりました。次にカトリが勤めたのは、友達のペッカがいるクウセラ屋敷。そこで小間使いとして、働くことになりました。
 このお屋敷には、戦争にいっているご主人と、ししゅうが上手なロッタ様、かわいらしいクラウス坊ちゃんがいました。ところが突然、ご主人が戦場でケガをしたという知らせが届き、ロッタ様とクラウス坊ちゃんといっしょに病院に行くことになりました。しかし待っていたのは、ご主人が亡くなったという悲しい知らせ。やがて春が来て、ロッタ様はトゥルクの実家に戻ることにします。カトリも一緒にいくことになりました。働きながら学校に通えるようにしてくれたのです。
 しかしロッタの実家では、カトリを心良く思わない人たちがいました。そんな環境の中でも、やさしさを失わず、次第に認められていくカトリでした。
 カトリは編入試験にも優秀な成績で合格し、9月からは学校に通うことになったのです。さらに素晴らしいことに、戦争が終わり、お母さんの居所がわかったのです。ついに再会したカトリとお母さん。ふたりはとてもしあわせでした。
 その後カトリは熱心に勉強し、心温まる物語をたくさん書く、作家になったのです。(エニックス発行「日本アニメーション世界名作劇場全作品集」より)

牧場の少女カトリ 新番組予告

 1900年初頭のフィンランド。カトリは6歳。久しぶりに会えたお母さんとの幸せもつかの間、お母さんはドイツで働く為、一人旅立って行くのでした。新番組牧場の少女カトリ第1話「別れ」御期待下さい。

牧場の少女カトリ ストーリー詳細


牧場の少女カトリ 登場人物紹介


牧場の少女カトリ 感想


牧場の少女カトリ 原作


牧場の少女カトリ サブタイトル
話数 サブタイトル 放送日
第 1話 別れ 84年1月 8日
第 2話 友だち 84年1月15日
第 3話 春のあらし 84年1月22日
第 4話 決意 84年1月29日
第 5話 出発 84年2月 5日
第 6話 主人 84年2月12日
第 7話 奥様 84年2月19日
第 8話 災難 84年2月26日
第 9話 愛情 84年3月 4日
第10話 約束 84年3月11日
第11話 喧嘩 84年3月18日
第12話 手紙 84年3月25日
第13話 素敵な贈物 84年4月 1日
第14話 はじめての招待 84年4月 8日
第15話 おもいがけないお給料 84年4月15日
第16話 迷子になった羊 84年4月22日
第17話 狼を退治する日 84年4月29日
第18話 二つの火事 84年5月 6日
第19話 隣どうし 84年5月13日
第20話 来た人と去る人 84年5月20日
第21話 アベルが狙われた 84年5月27日
第22話 春を待ちながら 84年6月 3日
第23話 熊と牛はどちらが強いか 84年6月17日
第24話 出会いと別れ 84年6月24日
第25話 島での出来事 84年7月 1日
話数 サブタイトル 放送日
第26話 助けてくれた人 84年 7月 8日
第27話 都会育ち 84年 7月15日
第28話 新しい生活 84年 7月22日
第29話 夢を見ていた 84年 8月 5日
第30話 美しい白鳥のように 84年 8月12日
第31話 本が送られて来た 84年 8月19日
第32話 魔法と本と悪魔 84年 8月26日
第33話 喜びと悲しみ 84年 9月 2日
第34話 ヘルシンキ行き 84年 9月 9日
第35話 父と娘 84年 9月16日
第36話 奥様の決意 84年 9月23日
第37話 迷子のアベル 84年 9月30日
第38話 それぞれの道 84年10月 7日
第39話 ハルマ屋敷のパーティ 84年10月14日
第40話 道づれ 84年10月21日
第41話 トゥルクの人々 84年10月28日
第42話 絵のない絵本 84年11月 4日
第43話 自動車に乗った! 84年11月11日
第44話 にくらしい娘 84年11月17日
第45話 疲れた一日 84年11月25日
第46話 美しいもの 84年12月 2日
第47話 お土産のランドセル 84年12月 9日
第48話 ああ入学 84年12月16日
第49話 お母さんの帰国 84年12月23日
←わたしのアンネット  戻る  小公女セーラ→
inserted by FC2 system