母をたずねて三千里 作品紹介
母をたずねて三千里 あらすじ
イタリア・ジェノバの少年マルコは、一年前アルゼンチンに出稼ぎに行ったまま便りが途絶えた母アンナに会いに、一人旅立つ決心をする。猿のアメデオを連れて快速船フォルゴーレ号に忍び込むが、すぐにみつかってしまう。だがマルコの熱意に、父ピエトロもアルゼンチン行きを認めてくれた。マルコの長い旅が始まる。リオデジャネイロで乗り換えた移民船の貧しい人々、ペッピーノ一座との再会、ゆかいな船長とマリオ、移民船のフェデリコじいさんととの再会、インディオの少年パブロ、牛車の旅…たくさんの出会いの中でマルコは助けられ、成長していく。そして、ようやく母に巡り合うのだった。(日本コロムビア発売「名作アニメ主題歌大全集」より) 家の借金のため、イタリアからアルゼンチンに働きにいくことにしたお母さん。一日も早く会えるようにと、9才のマルコも働くことにしました。しかし、お父さんは、そんなマルコの気持ちが分からず、叱るだけ。そんなときに出会ったのが、アルゼンチンにいこうとしているペッピーノ一座です。 ペッピーノさんたちとアルゼンチンにいこうと、ビン洗いの仕事やアイスクリーム売りなど、いろいろな仕事をしてお金を貯めたマルコ。しかし船のキップを買おうとしてダマされ、船に乗ることはできませんでした。そのころ、お母さんからの手紙が来なくなり、マルコは密航することを決意。それはすぐにバレてしまいましたが、乗組員の好意で船に乗せてもらえることになり、なんとかブエノスアイレスに着くことができました。 ところがそこではお母さんに会えず、お金まで盗まれてしまったのです。無一文になったマルコは、ペッピーノ一座に合流。バイアブランカまで旅をすることになりました。 その後、マルコはバイアブランカ〜ブエノスアイレス〜コルドバへと旅を続けることになります。やっとの思いで、たどり着いたコルドバでもお母さんは、トゥクマンへ引っ越しをした後。旅費は借りたものの、ところがその夜、コルドバを案内してくれたパブロの妹ファナが病気で倒れたため、治療費にお金を遣ってしまったのです。次の日マルコは、貨物列車に潜り込み、トゥクマンへ向けて出発しました。ところが無賃乗車がバレてしまい、荒野の真ん中に放り出されてしまったのです。 牛車隊と旅をしたり、旅人に助けられながら、とうとうお母さんのいる家に到着しました。病に伏せっていたお母さんも、マルコを見て手術を決意。病気が治り、元気を取り戻して、マルコといっしょにジェノバに帰っていきました。(エニックス発行「日本アニメーション世界名作劇場全作品集」より)
母をたずねて三千里 新番組予告
はるばるイタリアから母をたずねてアルゼンチンの荒野を一人さまよう少年マルコ。愛と感動の名作、母をたずねて三千里が新春より登場します。明るくたくましく、また激しく生き抜く少年マルコ。そして愛敬者の小猿アメデオ。カルピス子供劇場新シリーズ、母をたずねて三千里に御期待下さい。 仕事に失敗したお父さんを助ける為にマルコの母アンナは遠いアルゼンチンへ働きに行く事になりました。いよいよ出発という前の日、幼いマルコには知らせず最後の一日を家族全員でピクニックに出かけるのでした。マルコはお母さんやお兄さんと馬に乗って大はしゃぎ。しかし楽しかった日はたちまち過ぎ去ってしまいます。次回新番組母をたずねて三千里「いかないでお母さん」をお楽しみにね。
母をたずねて三千里 ストーリー詳細
母をたずねて三千里 登場人物紹介
母をたずねて三千里 感想
母をたずねて三千里 原作
イタリア少年マルコの冒険