HIRAO'S HOME PAGE > 世界名作劇場 > 母をたずねて三千里

母をたずねて三千里
Marco
Cuore Edmondo De Amicis

フィオリーナ

母をたずねて三千里 作品紹介

作品名   母をたずねて三千里
原作名   Cuore(1886年)
原作者   エドモンド・デ・アミーチス
  イタリア人(1846年〜1908年)
訳書名   クオレ
舞台   イタリア/アルゼンチン
物語の期間   1882年から約2年間
主人公   マルコ・ロッシ
年齢   8〜10才
製作   日本アニメーション/フジテレビ
放送期間   1976年1月4日〜12月26日
話数   全52話
ビデオ   ポニー・キャニオン 全13巻
  (PCVP-12082,12102,12122,12139,12167,12181,
    12200,12217,12229,12278,12293,12311,12340)
LD   バンダイビジュアル 全2ボックス(BELL-1021〜1022)
DVD   バンダイビジュアル 全13巻(BCBA-0077〜0089)
監督(演出)   高畑勲
脚本   深沢一夫
音楽   坂田晃一
キャラクターデザイン   小田部羊一
受賞内容   昭和51年度文化庁子供向TV用優秀映画賞
オープニング   草原のマルコ
エンディング   かあさんおはよう


母をたずねて三千里 あらすじ

 イタリア・ジェノバの少年マルコは、一年前アルゼンチンに出稼ぎに行ったまま便りが途絶えた母アンナに会いに、一人旅立つ決心をする。猿のアメデオを連れて快速船フォルゴーレ号に忍び込むが、すぐにみつかってしまう。だがマルコの熱意に、父ピエトロもアルゼンチン行きを認めてくれた。マルコの長い旅が始まる。リオデジャネイロで乗り換えた移民船の貧しい人々、ペッピーノ一座との再会、ゆかいな船長とマリオ、移民船のフェデリコじいさんととの再会、インディオの少年パブロ、牛車の旅…たくさんの出会いの中でマルコは助けられ、成長していく。そして、ようやく母に巡り合うのだった。(日本コロムビア発売「名作アニメ主題歌大全集」より)

 家の借金のため、イタリアからアルゼンチンに働きにいくことにしたお母さん。一日も早く会えるようにと、9才のマルコも働くことにしました。しかし、お父さんは、そんなマルコの気持ちが分からず、叱るだけ。そんなときに出会ったのが、アルゼンチンにいこうとしているペッピーノ一座です。
 ペッピーノさんたちとアルゼンチンにいこうと、ビン洗いの仕事やアイスクリーム売りなど、いろいろな仕事をしてお金を貯めたマルコ。しかし船のキップを買おうとしてダマされ、船に乗ることはできませんでした。そのころ、お母さんからの手紙が来なくなり、マルコは密航することを決意。それはすぐにバレてしまいましたが、乗組員の好意で船に乗せてもらえることになり、なんとかブエノスアイレスに着くことができました。
 ところがそこではお母さんに会えず、お金まで盗まれてしまったのです。無一文になったマルコは、ペッピーノ一座に合流。バイアブランカまで旅をすることになりました。
 その後、マルコはバイアブランカ〜ブエノスアイレス〜コルドバへと旅を続けることになります。やっとの思いで、たどり着いたコルドバでもお母さんは、トゥクマンへ引っ越しをした後。旅費は借りたものの、ところがその夜、コルドバを案内してくれたパブロの妹ファナが病気で倒れたため、治療費にお金を遣ってしまったのです。次の日マルコは、貨物列車に潜り込み、トゥクマンへ向けて出発しました。ところが無賃乗車がバレてしまい、荒野の真ん中に放り出されてしまったのです。
 牛車隊と旅をしたり、旅人に助けられながら、とうとうお母さんのいる家に到着しました。病に伏せっていたお母さんも、マルコを見て手術を決意。病気が治り、元気を取り戻して、マルコといっしょにジェノバに帰っていきました。(エニックス発行「日本アニメーション世界名作劇場全作品集」より)

母をたずねて三千里 新番組予告

 はるばるイタリアから母をたずねてアルゼンチンの荒野を一人さまよう少年マルコ。愛と感動の名作、母をたずねて三千里が新春より登場します。明るくたくましく、また激しく生き抜く少年マルコ。そして愛敬者の小猿アメデオ。カルピス子供劇場新シリーズ、母をたずねて三千里に御期待下さい。

 仕事に失敗したお父さんを助ける為にマルコの母アンナは遠いアルゼンチンへ働きに行く事になりました。いよいよ出発という前の日、幼いマルコには知らせず最後の一日を家族全員でピクニックに出かけるのでした。マルコはお母さんやお兄さんと馬に乗って大はしゃぎ。しかし楽しかった日はたちまち過ぎ去ってしまいます。次回新番組母をたずねて三千里「いかないでお母さん」をお楽しみにね。

母をたずねて三千里 ストーリー詳細


母をたずねて三千里 登場人物紹介


母をたずねて三千里 感想


母をたずねて三千里 原作


イタリア少年マルコの冒険


母をたずねて三千里 サブタイトル
話数 サブタイトル 放送日
第 1話 いかないでお母さん 76年1月 4日
第 2話 ジェノバの少年マルコ 76年1月11日
第 3話 日曜日の港町 76年1月18日
第 4話 お父さんなんか大きらい 76年1月25日
第 5話 なかよしエミリオ 76年2月 1日
第 6話 マルコの月給日 76年2月 8日
第 7話 屋根の上の小さな海 76年2月15日
第 8話 ゆかいなペッピーノ一座 76年2月22日
第 9話 ごめんなさいおとうさん 76年2月29日
第10話 かあさんのブエノスアイレス 76年3月 7日
第11話 おかあさんの手紙 76年3月14日
第12話 ひこう船のとぶ日 76年3月21日
第13話 さよならフィオリーナ 76年3月28日
第14話 マルコの決意 76年4月 4日
第15話 すすめフォルゴーレ号 76年4月11日
第16話 ちいさなコック長 76年4月18日
第17話 赤道まつり 76年4月25日
第18話 リオの移民船 76年5月 2日
第19話 かがやく南十字星 76年5月 9日
第20話 おおあらしの夜 76年5月16日
第21話 ラプラタ川は銀の川 76年5月23日
第22話 かあさんのいる町 76年5月30日
第23話 もうひとりのおかあさん 76年6月 6日
第24話 待っててくれたフィオリーナ 76年6月13日
第25話 ペッピーノ一座大あたり 76年6月20日
第26話 草原へ 76年6月27日
話数 サブタイトル 放送日
第27話 フィオリーナの涙 76年 7月 4日
第28話 バルボーサ大牧場 76年 7月11日
第29話 雪がふる 76年 7月18日
第30話 老ガウチョ カルロス 76年 7月25日
第31話 ながい夜 76年 8月 1日
第32話 さようならといえたら 76年 8月 8日
第33話 かあさんがいない 76年 8月15日
第34話 ジェノバに帰りたい 76年 8月22日
第35話 かあさんのなつかしい文字 76年 8月29日
第36話 さようならバイアブランカ 76年 9月 5日
第37話 はてしない旅へ 76年 9月12日
第38話 かあさんだってつらいのに 76年 9月19日
第39話 ばら色のよあけロザリオ 76年 9月26日
第40話 かがやくイタリアの星一つ 76年10月 3日
第41話 かあさんと帰れたら… 76年10月10日
第42話 新しい友だちパブロ 76年10月17日
第43話 この街のどこかに 76年10月24日
第44話 フアナをたすけたい 76年10月31日
第45話 はるかな北へ 76年11月 7日
第46話 牛車の旅 76年11月14日
第47話 あの山の麓にかあさんが 76年11月21日
第48話 ロバよ 死なないで 76年11月28日
第49話 母さんが呼んでいる 76年12月 5日
第50話 走れ! マルコ…! 76年12月12日
第51話 とうとうかあさんに 76年12月19日
第52話 かあさんとジェノバへ 76年12月26日
←フランダースの犬  戻る  あらいぐまラスカル→
inserted by FC2 system