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忠類ナウマン象記念館
国道236号線の忠類の町中にある道の駅「忠類」の隣に忠類ナウマン象記念館がある。この記念館は1969年にこの近くで偶然発見されたナウマン象の軌跡とその雄姿を末永く後世に伝えるために1988年に建てられた。主展示室の中央には全長4.3mのナウマン象の骨格のレプリカが展示され、その骨格を取り巻くようにナウマン象化石発見時のマスコミ報道や関係者のインタビュー、村の様子を3台のモニターで疑似三元中継。そして調査活動の様子、実際の発掘の様子をジオラマやレプリカ、パネル展示で再現。さらにナウマン象が生息していた頃の様子や生物の進化の研究、ナウマン象復元までの様子をパネル展示で紹介している。当時の新聞なども展示され、発見時には地元挙げての大騒ぎになった事が伺える。また収蔵展示室ではナウマン象の部分骨格のレプリカや象や古代生物に関する図書文献、コレクションなどを展示している。実際の発見場所はここから東に約11kmの国道336号線から中当農免農道を500mほど入ったところにあり、ここにも発掘記念碑や発掘産状のレプリカ模型などがある。
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忠類ナウマン象記念館の全景
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ナウマン象骨格レプリカ
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