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六花の森
中札内の町の南西の外れにある庭園が六花の森だ。北海道に拠点を構える六花亭製菓が北海道銘菓として有名な「マルセイバターサンド」を製造する工場をこの中札内の外れに1997年に建設した際、来場者に地域の自然と文化に触れ合う場づくりを目指し、10年の歳月をかけて10ヘクタールの広大な土地を敷地固有の植物の保全、河畔林の保全とネットワーク化、微地形や河道跡を手掛かりとした湿地の回復などのエコロジカルな緑地環境づくりに取り組み、2007年に六花の森として開園した。森と言うほどの木々はないが再現された林の中には木々の間を小川が流れ、芝生の生えた大きな丘があったり、クロアチアの古民家を移築したサイロ記念館や花柄包装紙館、坂本直行記念館、真野正美作品館、百瀬智宏作品館など小さな美術館が多数ある。残念ながらこれらはすべて撮影禁止だ。六花亭は山岳画家である坂本直行氏の描いた花柄包装紙で知られるが、この花柄の花であるはまなしも園内には約4000株ある。六花の森の隣には六花亭製菓の工場があるが、残念な事に工場内部の見学はできない。その代わりにマルセイバターサンドを始めとした土産物の購入は可能だ。
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六花亭製菓の工場
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六花の森の入り口
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六花の森の作品館
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園内に流れる小川
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