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帯広百年記念館
帯広駅の南西2kmほどの帯広の町中に帯広美術館や野草園、グリーンパークなど複数の施設を備えた50ヘクタールの広さの緑ヶ丘公園がある。その公園内に博物館と創造活動センターの機能を持った十勝地域の広域複合施設として1982年に開館したのが帯広百年記念館だ。内部の常設展示として第一展示室には十勝の基礎を築いた先駆者の英知と苦労の跡を当時の資料や模型、解説パネルで紹介する開拓の夜明けと発展。十勝に生息していた野鳥や植物、蝶、サンショウウオなどの野生生物を紹介する十勝の自然。開拓期以降、今日までの人々の生活の移り変わりを紹介した十勝のくらし。十勝の農業のあゆみやジャガイモ、豆類など十勝の農作物を紹介した十勝・農業王国の確立などが展示されている。第二展示室には十勝平野の生い立ちや先住民族の人々、十勝のアイヌ文化などを紹介する十勝の生い立ちと先住の人々が展示されている。入口にある沼にはまり込んだ実物大のナウマンゾウには度肝を抜かれる。また縄文土器のパズルもあり子供でも楽しめるようになっている。また博物館講座・郷土学習見学会・自然観察会などのプログラムも随時開催している。
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帯広百年記念館の外観
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帯広百年記念館の内部
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ビートの展示
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ナウマンゾウの展示
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