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馬の資料館
帯広の町中にばんえい競馬を行う帯広競馬場がある。この競馬場の入り口横にある施設が馬の資料館だ。馬と人々の労苦を振り返り郷土愛を育てるために十勝農協連が1990年に開設した。長く入場有料の施設だったが2010年からは帯広市が借り上げ、無料の展示施設として運用するようになった。ここは競走馬の博物館ではなく、北海道の開拓の歴史と共にあった農用馬を中心に展示している。北海道開拓で使用した馬具や農機具など、馬文化を伝える約600点の資料を展示し十勝の開拓時代に活躍した農耕馬と農業の歴史などをパネル、ビデオなどで紹介。十勝開拓に活躍した農用馬を中心とした馬具や写真、農耕の道具などや、農耕馬を使って農作業していた開拓時代を再現する模型や、鋼鉄を打つ姿などを見ることができる。展示は1階だけでなく2階にはばんえい競馬の歴史や絵馬などが展示され馬の歴史や競馬の歴史を紹介する映像も上映している。さらに別館でも農耕馬用の道具などが展示されており、無料の割には展示はしっかりしている。競馬場敷地内には商業観光施設「とかちむら」もある。
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馬の資料館の外観
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馬の資料館の一階
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馬の資料館の二階
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別館の農耕馬用道具
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