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埋蔵文化財センター
JR帯広駅から西6kmにほど、帯広の町の西の外れの住宅街にあるのが埋蔵文化財センターだ。この建物は元々は市役所の独身寮として建設された建物だったが、市内に単身者向けのアパートが増えて独身寮の必要性が薄れたこと、及び発掘物の収蔵場所が帯広百年記念館だけでは手狭になり、独身寮を百年記念館の分館として2005年に開館した。元々が独身寮だったこともあって住宅街の真ん中にあり、しかも資料館と言うより独身寮の2階の部屋の壁をぶち抜いて展示ルームにしたような作りだ。内部には縄文時代の矢じりの変化の紹介や縄文人の使っていた石錐、すり石、石斧などの道具、縄文土器の文様の変化、帯広市内の遺跡から出土した土器類が展示されている。保管は各部屋にあるのだが展示は1室のみなので規模は小さいが、出土品を間近に見ることができるのは嬉しい。ただし展示目的の施設というより保管目的の施設なので説明等のパネル展示が一切ないのが残念なところだ。
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埋蔵文化財センターの外観
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埋蔵文化財センターの内部
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