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川湯エコミュージアムセンター
川湯温泉の南西の端にあるのが川湯エコミュージアムセンター、通称「もりのパレット」だ。川湯は火山が作った大地の上に街があり、天然の森や湖、火山と共存している。そんな屈斜路カルデラを中心とする川湯地域の自然と人間との繋がりを考え、体験することを目的として1999年に川湯温泉裏の第一公共駐車場前に川湯エコミュージアムセンターが建設された。館内には周囲の屈斜路湖や摩周湖、硫黄山などの自然、歴史などがパネル展示で学ぶことができるほか、火山の作り出した地形をジオラマで再現したり、川湯温泉や屈斜路湖周辺の温泉の紹介、自分で拾ってきた松ぼっくりや木の実、小枝など自然の素材を用いたクラフト体験、川湯の生き物を顕微鏡で観察できる観察コーナー、さらには休憩場所として暖炉のあるラウンジまで用意されている。また森のシアターではつつじヶ原自然散策路を中心に川湯の歩き方を紹介した「川湯の自然を歩こう」と阿寒国立公園の見所を紹介した「阿寒・摩周の四季」を上映しており、映像の美しさから必見だ。さらにスタッフと一緒に裏のアカエゾマツの森を散策するガイドウォークや野鳥や草花の観察、登山やスノーシュー等、季節に応じたイベントを用意している。弟子屈に来たらまずここを訪れて摩周湖や屈斜路湖の情報を入手するのがいいだろう。
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川湯エコミュージアムセンターの外観
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川湯エコミュージアムセンターの内部
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