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神の子池
摩周湖の4kmほど北にある周囲220mの小さな澄んだ池が神の子池だ。この神の子池は500トン/時の清流がどこからともなく湧き出しており、摩周湖(アイヌ語でカムイトー=神の湖)の伏流水ではないかとの言い伝えから神の子池と呼ばれている。神の子池の周りは池を一周するように遊歩道が設けられ、林の中を散策する事ができる。小さな池には5mの水深に倒木が沈んでいるが、その木は腐ることなくコバルトブルーの湖底にくっきりと見えており、とても5mも沈んでいるようには見えない。また池の中をオショロコマが優雅に泳ぐ姿を見る事ができ透明度の高さを実感できる。神の子池に行くには道道1115号線から林道に入る。林道入り口には標識があるので迷う事はないが、林道はダートで、しかも道道から入ってすぐにダートの急坂がある為、ロードのバイクや自転車で走るのは苦労するだろう。湧き出す伏流水の水温は年間を通して8℃となっており、神の子池は冬でも凍結する事はないが、神の子池へ通じる林道が除雪しておらず冬期通行止めとなる。
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神の子池
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底まではっきりと見える神の子池
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