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観光地名称
福島町森林公園
青函トンネル記念館
横綱千代の山・千代の富士記念館
トンネルメモリアルパーク
松浦展望台
白神岬
道の駅北前船松前
松前城
松前郷土資料館
松前藩屋敷
松前町営牧場
日方泊岬灯台
比石館跡
汐吹パーキングエリア
中世の岬公園
勝山館ガイダンス施設
夷王山
旧笹浪家住宅
州崎舘跡
上之国館調査整備センター
上之国花沢館跡
番外編
美瑛北 美瑛南
富良野北 富良野南
弟子屈 十勝平野北
十勝平野中 十勝平野南

勝山館ガイダンス施設

上ノ国の町から西に2kmほど、標高159mの夷王山山頂から北に150mほど下った所にある施設が勝山館ガイダンス施設だ。勝山館は1443年に津軽の管領であった安東太郎盛季が南部義政に十三湊を攻め落とされ蝦夷に逃げ、1454年には安藤氏の一族や家臣が再び南部氏に攻められて蝦夷に渡り、その家臣の一人武田信広が15世紀後半に建てたとされる。両側面と正面は寺の沢と宮の沢によって深い急斜面となっている天然の丘陵を利用し、後方は空濠、土塁、柵、搦手門、内部は溝、塀で区画して守りを固めた三段構えの山城は堅牢無比の要塞とまで言われ、16世紀末頃まで松前の大館と並んで蠣崎氏の政治・軍事・交易の拠点として使われた。1596年には勝山館は桧山番所として使われた。しかしやがて経済の中心地は交通の便のよい江差に移り、1678年には桧山番所も江差に移転し勝山館は廃城となった。現在においても発掘作業が継続されており中国産青磁・白磁・染付、国産の美濃焼、越前焼、瀬戸焼など約5万点の陶磁器や金属製品、木製品など10万点余りの出土品が発掘されている。さらに建物、井戸、空壕、橋、柵などの跡が多数見つかっており、これらは現地での立体復元や平面表示と説明板が設置され、勝山館の構造や人々の暮らしぶりを確かめながら散策できるようになっている。さらに有料ではあるが勝山館の成り立ちを解説するガイダンス施設もあり、展示パネルでの説明だけでなく映像コーナーで北の中世史を解説する「勝山館とその時代」が放映されていたり、勝山館の200分の1の復元模型は現在の勝山館跡と容易に比較できるようになっていたり、コンピューターグラフィックスによって勝山館を復元していたりと当時の勝山館リアルに体感できる。またガラス張りの建物からはかつて勝山館のあった山の中腹を見渡せるようになっている。
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勝山館ガイダンス施設
勝山館ガイダンス施設の外観
勝山館ガイダンス施設
勝山館ガイダンス施設の内部
勝山館ガイダンス施設
ガラス張りで外がよく見える
勝山館ガイダンス施設
勝山館ガイダンス施設からの景色
勝山館ガイダンス施設 データ
展望のよさ
資料性の高さ★★★☆☆
観光客の多さ★★☆☆☆
お勧め度★★☆☆☆
営業期間4月第4土曜日〜
11月第2日曜日
定休日月曜日
(祝日の場合は翌日)
祝日の翌日
営業時間10:00〜16:00
費用200円
施設展示施設
電話番号0139−55−2400
郵便番号049−0601
住所檜山郡上ノ国町
字勝山427
北緯41.7998
41°47’59”37
東経140.0971
140°05’49”50
マップコード807762602*54
MGコード
マップル地図2H−3
無断転載厳禁

中世の岬公園  福島〜上ノ国  夷王山

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