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松前郷土資料館
松前の町から北に600mほどの山裾に建つ建物が松前郷土資料館だ。ここは郷土の歴史、民俗、産業及び自然科学に関する資料を収集、保管、展示する事を目的に1984年に開館した。町民総合センター・図書館に併設された松前郷土資料館は1階と2階に渡って展示ルームがあり、なぜか入口は2階となっている。内部には8000年前から津軽海峡をはさんで行き来し町内各地で発掘された縄文土器や先史時代からの松前の歴史、暮らしに関する資料を展示。藩政時代の商人文化の華やかさを伝える「求福山山車」なども展示され蝦夷の中心地として栄えた頃のようすがよくわかる。無料の割には展示はしっかりしているように見える。松前郷土資料館の西隣には15世紀半ばに栄えた大館跡がある。松前郷土資料館と徳山大神宮の間の山道を登った丘の上にあるが、碑さえなくどこが跡地かもわからないだろう。 |
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松前郷土資料館の外観
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松前郷土資料館の入口
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松前郷土資料館の内部
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アイヌの住居
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