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きじひき高原
函館の町から北北西に23kmほど、大沼の西側に標高684mの木地挽山がある。この山の麓に広がる北斗市営牧場があるのがきじひき高原だ。このきじひき高原にはキャンプ場があり、ここでキャンプできるだけでなく、さらに高原を上へと進むとパノラマ眺望台と噴火湾眺望台という2つの眺望台がある。標高560m程度の高さにあるパノラマ眺望台からは北から東にかけては大沼・小沼とその奥に駒ヶ岳、そして東から南にかけては、どこまでも広がる大野平野と、その奥に函館市街と函館山という360度の素晴らしいパノラマを楽しむ事ができる。見晴らしのよい牧場に観音様を安置したいとの地元住民の願いから1966年にパノラマ展望台の裏には太平三十三観音と首座観音も安置されている。函館の展望を楽しむ展望地としては向かい側に城岱牧場があるが、昼間に展望を楽しむなら函館までの距離は遠くなり函館市街や函館山は小さくなってしまうが、大沼まで一望できる360度の展望を楽しめるこちらの方がお勧めだ。しかし城岱牧場は車に乗ったままでも夜景を楽しめるのに対し、こちらは展望台への入口の門が17時に閉まるので残念ながら夜景を楽しむことができない。その代わりに中腹のきじひき高原キャンプ場に宿泊すれば函館の夜景を眺めることのできる場所にテントを張ることも可能だ。
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パノラマ眺望台から見た大野平野のパノラマ
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パノラマ眺望台から見た大沼・小沼
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パノラマ眺望台から見た函館市街
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パノラマ眺望台
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太平三十三観音と首座観音
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きじひき高原キャンプ場から見た函館の裏夜景
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