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明治天皇御上陸碑
函館の町のベイエリア、北方民俗資料館前にある元坂のグリーンベルトの真ん中にある赤御影石の地球儀の上に青銅の鳳凰が羽を広げた大きな石碑が明治天皇御上陸碑だ。これは1878年の明治天皇東北・北海道巡幸で来函の際、旧税関桟橋への上陸を記念したものである。この東北巡幸の際、函館行幸の予定はなかったが、官民一同の強い要望と請願が叶い明治天皇は初めて北海道に上陸した。この1878年の下船乗船、及び1883年の巡幸の際にも小樽から陸路函館に入り、ここから乗船。計3回訪れている事から三蹤碑(さんしょうひ)とも呼ばれている。この明治天皇の上陸を記念し1935年に記念碑が建てられた。元坂の真ん中に建てられた大きな碑は見応えがあり、旧函館区公会堂をバックにすると見栄えがする。この記念碑は元町公園や旧函館区公会堂からもよく見えるほか、すぐ隣にある北方民俗資料館と共に夜間はライトアップされ、その美しい姿を夜空に浮かび上がらせている。
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明治天皇御上陸碑
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函館山と旧函館区公会堂をバックに
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