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北海道第一歩の地碑
函館の町の南側ベイエリア、日和坂を下った海沿いに北海道第一歩の地碑がある。この碑のすぐ隣には東浜桟橋があり、ここは明治時代に本土と北海道を結ぶ連絡船の艀の船着き場として利用されていた。現在は桟橋は単なる展望場所となり、海沿いに遊歩道が整備されているだけだが、1871年から40年ほどの間、連絡船は沖に停泊し、客は艀で桟橋との間を行き来したことから、この東浜桟橋は北海道の玄関口として北海道に来た人々が初めて北海道に上陸した一歩目を記す場所となった。1910年に若松埠頭に移転し、以降は北洋漁業の根拠地としても活用されたが、明治100年を記念して1968年にこの東浜桟橋に北海道第一歩の地碑が建てられた。道と海の隙間の狭いスペースだが、トイレも完備され、しかもここからは函館湾や青函連絡船記念館摩周丸がよく見える事もあり観光地となっている。北海道第一歩の地碑は白いヒグマと錨ででき、夜間ライトアップされていて特に夜は函館湾に映る夜景がきれいとあってお勧めの穴場だ。
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北海道第一歩の地碑から見た函館ベイエリアの夜景
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北海道第一歩の地碑
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北海道第一歩の地碑と東浜桟橋
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