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北島三郎記念館
函館の町の南西の端、函館山の麓の函館市電末広町駅すぐ横にホテルを兼ねたウイニングホールがある。この内部に函館(知内町)出身の昭和を代表する演歌歌手、北島三郎氏を記念して2002年にオープンした北島三郎記念館がある。一階で受付を済ませると、受付嬢が北島三郎氏の生い立ちから付き添いで説明してくれる。ロビーからエスカレーターを上がった2階のヒストリー・ゾーンでは北島三郎氏の高校時代の通学で使用していた駅舎や通学列車の風景、歌手デビューを果たすべく函館から上京したときに乗った青函連絡船のデッキ、上京し渋谷で流しをしていた頃の下積み時代の飲み屋街などが再現されており北島三郎氏の苦労が忍ばれる。さらに発売されたシングルレコードの数々やレコード大賞の記念杯などが展示されている。3階のシアター・ゾーンでは特別講演のライブ映像が大型スクリーンに映しだされ、名曲「まつり」が大音響で流れる。1階の3Dカラオケ館では3D映像でサブちゃんとのデュエットをビデオに収録してくれるサービスもある。内部の写真撮影はOKだが、説明を一通り聞いて一周すると、そのまま出口に案内されて再入場はできないので、写真は都度撮影しておこう。残念ながら入館料は少々高いが、ファンならぜひとも訪れるべきだろう。
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北島三郎記念館のあるウイニングホール
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北島三郎の通学列車の風景
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シングルレコードの数々
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シアター・ゾーンのセット
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