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旧函館区公会堂
函館ベイエリアの丘の上、基坂を登った上にあるのが旧函館区公会堂だ。1910年に住民の集会所として建設された左右対称のモダンな洋館で、黄色く塗られた姿は函館の教会などにもマッチしている。1974年には国の重要文化財にも指定されている。内部も公開されており、1911年には皇太子(大正天皇)も宿泊されたという貴賓室や貴賓室寝室、そして巨大な大広間も見ることができる。施設の中にはハイカラ衣装館という貸し衣装屋もあり、豪華なドレスを着て写真に映れば明治時代にタイムスリップもできる。何よりこの旧函館区公会堂の二階バルコニーからは基坂や函館湾が一望できお勧めだ。しかしバルコニーまで上がらなくとも、玄関前の道路からでも眺めは十分楽しめる。旧函館区公会堂の目の前には元町公園が広がり、特に冬場の夜間は公園内の木々に青いイルミネーションが施され、そこからライトアップされた黄色い旧函館区公会堂を眺めるのは幻想的だ。現在この旧函館区公会堂は観光地としてだけでなく、コンサートホールとしても使用されている。
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旧函館区公会堂の外観
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旧函館区公会堂の大広間
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ライトアップされた旧函館区公会堂
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旧函館区公会堂から見た元町公園と基坂
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