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函館ハリストス正教会
函館駅の南西2km、函館山ロープーウェイ山麓駅のすぐ北に函館ハリストス正教会がある。ここはもともとロシアの領事館だったが、1859年に領事館内に聖堂を建てたのに始まる。当時の建物は1907年の函館大火で全焼したものの、1916年にロシア風ビザンチン様式で聖堂が再建され現在に至る。毎週土曜日午後5時の徹夜祷、日曜日午前のミサなどにオルゴールのようなメロディのある独特の明るい音色の鐘が鳴り響く事から1996年には環境庁により日本の音風景百選にも選ばれており、地元住民からはガンガン寺とも呼ばれている。建物の中に入るのは有料だが敷地内は常時無料で開放されており、いつでも自由に立ち入りできる。撮影するなら正面からでもよいが、教会の裏手の駐車場から海をバックに緑の屋根と白い壁の教会の写真を撮るとよいだろう。日没から22時までライトアップもされており、異国情緒溢れたロマンチックな教会聖堂の姿を浮かび上がらせ、その姿は函館山からも見る事ができる。毎週土曜日の夕方と日曜日の午前中には教会内でお祈りも行われている。
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正面から見た函館ハリストス正教会
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門から見た教会
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ライトアップされた函館ハリストス正教会
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函館山から見た函館ハリストス正教会
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